昨晩は寝不足なのと節電を・・と思い、早々に消灯して就寝していた。
夜遅く、母からの電話で14日の「計画停電」を知り、飛び起きて詳細を確認。
だが、住んでいる地域が複数のグループに渡って記載されている。
どっちだろう・・。詳細を確認したくても、東京電力のサイトはアクセス集中で
開けず、テレビで紹介されていた電話番号は全然つながらない。
どうにかネットで情報を得たのは時間がたってから。
妹の住んでる市は、この地域は何グループです、と夜にすぐアナウンスして
くれたそう。地域によっても対応まちまち・・。
だが、文句言っても仕方ない。突然停電するより、停電時間があらかじめ(大
体)分かるのは有難いんだ、と思うことにした。
簡単な準備をして、夜半に就寝。
3~4時間だけ寝て、早朝。出勤準備する夫とテレビを見ていたら、やっと近所
で放送が・・でも不明瞭で窓を開けても聞こえにくい。耳の遠いお年寄り、知ら
ずに眠っている人等にこの情報は伝わっているのか。ネット環境がないと尚更。
情報が伝わりにくい人を想定した対応はできないものか・・。
突然の発表から交通網を始め、大きく混乱した計画停電。
結果として今日は第1~4グループまで見送りになった。
とはいえ見送りになったグループも、特別の事情がない限りずっと節電していた
と思う。うちもそうだし、きっと皆同じ気持ち。
広島の親戚・・祖父の妹である高齢の大叔母からお見舞いの電話があった。
自身も火傷を負って治癒まで約ひと月かかり、今も本調子ではないらしい。
そんな中、心配してかけてくれたようだ。有難い。
今までの自分は、お見舞いの電話をしたらかえって迷惑かもとか、気を使う余り
そのまま何もしない、ということがあった。何もしないことが思いやり、という場合
もあるだろう。だが今回こうしてまわりの人から電話を貰い、実際行動することの
大切さ、有難さを実感した。
夫が帰宅。義弟は電車運休の中、自宅の車でどうにか出勤。泊りとのこと。
妹と電話。余りに甚大な被害を報道で見て、精神的なダメージが大きく、体調も
崩しかけている様子。それでもテレビから離れられない・・一人で心細く、到底眠
れそうもない、と言う。心配なので、少しでも横になるよう話す。
15日の交通情報や計画停電のことを確認して就寝。
命がけで原発の処理に当たっている人、懸命の救助活動をしてくれている人、
今回の被害で激務に追われる人、通常通りの仕事の人、工場の機械停止や交通
機関の運休その他で今日休みになった人・・休みなら休むことが世の中や誰かの
ためになるということ。子供と家ですごしたおかあさんや主婦なども自分の役割を
全うした人。すべての人に感謝。
*その日にあったこと、思ったことなど備忘録として・・。