自由で楽しい、 味わうエンタメといったかき氷を食べてきた。
「チョコレート研究所」*。
梅田から新町に移転して約半年の人気店。
既に夕方だったこの日もほぼ満席。
しばらく待ってカウンター席へ。
オーナーの染川ちひろさん*は、
スイーツを愛し、広める活動をしていくうち、ついに
ご自分のお店もオープンしてしまった、という方。
ブログ発信の他、テレビ、ラジオ、雑誌などのメディア
でも活躍中で、 様々なコラボ企画やイベントも定期的に
開催されている。
チョコレート研究所という名の通り、
お店の名物は、カカオテリーヌなどのチョコメニュー。
カカオの奥深い魅力に惚れこみ、
産地に行って仕入れ、 店内でチョコレートを作り、
お客様にそれを伝えるワークショップもしている・・
という、探求心、研究心に溢れた人である。
チョコだけでなく、
「こだわり卵のスフレパンケーキ」も人気の商品。
そんなこちらのお店に、またまた強力なメニューが
登場している、 とのことで今回おじゃました。
ちひろさんは昨年、奈良にある「ほうせき箱」という
お店の 「かき氷」に出会って衝撃を受け、
ぜひ自分の店でも出したいと思い、お願いして
しばらく修行させて貰ったとのこと。
この度、そちらのお店と同じかき氷機を導入し、
「チョコレート研究所」でも、かき氷メニュー各種を
提供することになったのだそうだ。
さてどれにしようかな・・とメニューを開いて固まる私。
種類が多い。多すぎる(嬉)。迷う。
ベースのかき氷が数種類ある上に、トッピングがまた豊富。
組合せ次第で、何通りものフレーバーが楽しめる仕掛けと
なっている。
「かき氷は、何も描かれていない真っ白な キャンバス。
そこに自分なりの色付けをしていける、というところに
魅力を感じています」と、ちひろさん。
カカオで深く、かき氷で広く、
ちひろさんの探求心が躍動している。
私が気分で選んだ組合せをオーダーしたところ、
この日提供している中で、ベストだと思う組合せの ベースと、
エスプーマ(スペイン語で「泡」の意)を提案してくださり、
迷った末、おすすめのそれにした。
それが写真の「ピンクピタヤエスプーマかき氷」
(ベースはマンゴー)である。
レッドピタヤ(赤いドラゴンフルーツ)は、
ベタシアニンという赤い色素のポリフェノールを含み、
栄養価が高く、アサイーを超えるスーパーフルーツと
言われているんだとか。
ヨーグルトと合わさることでピンクになっているようだ。
白い部分が一切ないほどフルーツソースのかかった氷は
ふわっふわの最上級。
ここにのせるのはやはり、
雲のように軽いエスプーマでなければならないのだ。
ピタヤとヨーグルトの酸味。マンゴーの濃厚な甘み。
この二つの甘酸っぱい組合せが、またなんとも合う。
たまたまお隣になったかたが注文していた、
スフレパンケーキ。
なんでも、今月でパンケーキはしばらくお休みし、
7~9月はかき氷に専念するとのお話。初耳だ。
あぁ、それならパンケーキも食べおさめしたかったなぁ・・。
私がそう思っていたとき。
パンケーキをオーダーしたけれど、3枚食べきれないかも。
そして出来たら、かき氷も味わってみたかった・・。
お隣のかたが、スタッフさんにこう告げていた。
分け合いますか?という私の提案に同意してくださり、
かき氷とパンケーキを味わえることに。 ラッキー♪
こちらのパンケーキのうち、一枚を頂く。やった!
そう、この食感。
口に入れるとしゅっと溶けてなくなり、広がる余韻。美味。
食べているのに、なぜかふんわりしたものに包まれている
ような感覚になる。
あーしばしのお別れ・・でも秋にまた会える。
これからの夏本番は、
きめ細かい氷というキャンバスに描かれた、
上質で綺麗な彩りの「かき氷」を楽しもう。
迷って迷ってどーしようもなくなるほど(笑)、
種類や組合せも豊富。ぜひ。
若い方だけでなく、ご年配のお客様もよく来られるというこちらのお店。カウンターは掘りごたつ式というのか、足を入れるスペースがあるので、正座がつらい方はこちらが良いかも。白木の板張りスペースは窓側の席とテーブル席があり、赤ちゃんが寝ころんでいるそばで、お母さんがかき氷を食べておられた。ほのぼのする光景。
7月~9月までは「かき氷研究所」として営業されるそうなので、パンケーキの食べ納めは今日中に・・。。
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