新鮮な驚き、オリジナリティ&愛のあふれるおやつ「SOUSOU」

木の小箱に入ったこちら。
クッキー・・ではなく、「らくがん」なのだ。

天然の蓬(よもぎ)、紅芋、ココア、ごま、フランボワーズ。
洋の趣き漂うフレーバーもある。その新鮮さに驚き。
こんな「らくがん」見たことない。面白い。食べてみたい。

~~~~~

フードコーディネーターのオーナー高橋やよいさん。
普段は料理やお菓子のレシピ作成や、食育に関わるお仕事をされているそう。

堺市にある高橋さんの工房「SOUSOU」 は、「行きたい」「作りたい」
という声が集まったら、随時「カイホウビ(開放日)」としてオープン。

この日は、豊中市のシェアスペース「float」でイベント出店されていた。
出張販売はメインでされておられないそうなので、貴重な機会。

”「そうそう♪これが欲しかったんだ♪」”
お客様がそういって楽しんでもらえるものを提供したい、という思いから
名付けられた店名。

思い浮かばなかったけれど、こんなのあったらいいな。
見て初めて気づいたけど、こういうの食べたかったんだ。
と、高橋さんの「らくがん」を見て思った。
まさに 「SOUSOU」!こんなの欲しかった!!という気持ち。

~~~~~

「SOUSOU」のイベントはフードメインではない、とのこと。
出展作家さんと訪れる方のイメージをきき、その日だけの限定レシピで
おやつを作っているんだとか。なんと贅沢。

作家さんの人柄を空間で楽しんでいただけるように、
そしてお客様の帰ってからの余韻が楽しくなるように、
「脇役のつもりで作っています」と高橋さん。

魅力ある主役の存在も、素敵な脇役がいてこそ。
脇役と控えめにおっしゃるが、きっとコラボのような相乗効果で、
作家さんやお客さん、その場を盛り上げる存在なのだろうと思った。

天然の蓬(よもぎ)、ココア、フランボワーズを購入。

蓬は独特の青い風味が広がり、ほのかな苦みが春を感じさせる。
ココアは深みのあるビターな味わい。
フランボワーズはベリー特有の甘みと酸味が口いっぱいに広がる。
どれも濃厚な味わいだ。

和菓子のらくがんのイメージとしては、淡い味で硬いということ。
だが、このらくがんは違う。

濃い風味と、しっとり食べやすい食感が特徴。
らくがんだけど、従来のものとは一線を画すらくがん。
高橋さんならではのオリジナリティと、愛にあふれた味だ。

もしもお茶席で抹茶と一緒にこの「らくがん」が出てきたら・・。
新鮮な驚きで会話も弾むのでは。

工房「SOUSOU」は、閑静な神社を通り、電車が見える線路沿いにあるそう。
ここに集う人々と、生まれるご縁を大切にされている高橋さん。
また、その日限りの貴重で贅沢なおやつを頂いてみたいと思った。

 

 

やよいさんの「らくがん」。感性豊かで確かな味。
潜在意識にある「食べたい」を掘り起こされた感覚が心地良い。
次回の「カイホウビ」は4月15日(金)。
11~15時まで工房を開放されている。
お花見日和なので「大人のお茶会」をイメージしたものを作りたいと高橋さん。
きっと素敵な一日になるはず。お近くの方、興味のある方はぜひ。
静かな空間に集まる、作家さん、作家さんのお友達、おひとり様等々。
オーナーさんと作家さんのあたたかい心がつながりを呼び、工房「SOUSOU」を作っているんだなぁ。今後の予定については高橋さんのサイト を要チェック。

 

ありがとうな毎日 FBページはこちら
ブログは基本一日おき更新。
ページへの「いいね!」もよろしく(^^)/☆