紅白の餅が椀に仲良くふたつ。
焼けた焦げ目も香ばしく、おいしい餅でした。
寒い時期はあったかぜんざいが嬉しい。
暖をとって、おなかも落ち着いて、力が出ました。
下鴨神社の境内にある甘味処「さるや」。
参拝した際は必ず立ち寄っています。
この日も参拝帰りに早速中へ。
強力なストーブのおかげで、店内は思ったほど寒くなく、十分暖かいです。
「なににしよう・・」
夫と2人、メニューを見て同時に選んだのが「良縁ぜんざい」。
なんということはない、寒かったのでぜんざいが食べたかっただけなんですが・・。
さぁ、いただきましょう。
「良縁ぜんざい」には、小さな鈴がおまけについていました。
鈴と一緒についていたしおりを読むと。
この「良縁ぜんざい」は・・。
「あいおいさん」にお供えになったおさがりの小豆で調理された、とあります。
「あいおいさん」は縁結びの神様、とのこと。へぇ~。
この鈴はご祈祷して頂いたものだそう。
有難く持ち帰らせて貰うことに。
こちらは紅い方の餅。
じっくり焼かれた香ばしい餅はとても柔らかく、あんこと相まって美味。
良いお味です。おなかの中から温まりました。
紅白のもちふたつ・・あったか「良縁ぜんざい」、さるや。
縁起の良いおいしいものを頂くのって、幸せだなぁ。
ありがとうございます。
「さるや」が下鴨神社の境内にあるのは本当に嬉しいこと。清らかな糺の森を抜け、参拝を済ませた後、ちょっと休憩しながら甘いものを・・という空間があるのは有難いです。特に寒さ暑さが厳しい時期はそう思います。いつもは黒豆茶と申餅のセットが定番なのですが、この日はなんとなく「良縁ぜんざい」に心惹かれて、これを選びました。次回は何を頂こうかな。。
~ある日のつぶやき~
縁とは不思議なものだと思う。強く結びつけたつもりでもいつの間にかほどけて離れたり、放っておいたつもりでも、いつの間にか結びついて繋がっていたり。気持ちや努力とは別の何かが働いているとしか思えないことも多い。自分を必要としてくれる人のために、できることをする。そんな中で続いていく縁を大切にしたい。。