あったかいシチューを頂きました。
食べるそばから、体がぽかぽか。
量もたっぷりで、おなかいっぱい。おいしくて、心も満足。
充実したランチタイムをすごせました。
淀屋橋の「GOLD(ゴールド)」。
平日昼のみの営業で売り切れじまい、平日もお休みになる事があるとか。
以前伺った時は、開いていて並んでいたものの、売り切れに・・。
先月のとある日。
開いてるかどうか分からないけど、いちかばちか行ってみよう。
今度こそはと、開店時間をねらって向かいました。
確か11時半開店だから・・ちょっと待つ覚悟で20分頃到着。
・・あ、「営業中」の札が出てる!
「いいですか?」とドアを開けたら、「どうぞ、お好きな席へ」とのこと。
一番乗りでした。やった~。
メニューはふたつのみ。
クリームシチュー(「白」)とボルシチ(「赤」)。
どちらもバターライスがついて、ジャスト1000円。
私は「白」を注文。
カウンター9席。
入店から5分くらいで、あっという間に8席が埋まりました。
「白ね」「わたし赤にしよう」という注文の声が続々と。
私のバターライスが来ました。
ひとり分ずつ、注文してから炒めている様子。
店内を切り盛りするのは、マダムお一人。
上品で、てきぱきしていて、優しい接客に癒されます。
具だくさん。野菜たっぷり、ハムも入っていました。
ピラフのようなバターライスです。これだけでも十分おいしい。
そして・・。
じゃん!
クリームシチューの登場。あつあつ。
湯気がもくもくたっています。
これ、みてください。大きなじゃがいもが二つ、ころんっと入っていました。
では、いただきまーす。
粉の風味を感じる、家庭的な優しい味。おいしいです、とても。
上にかかった生クリームで、まろやかなコクがプラスされています。
とろみのあるあったかシチューがおなかに入っていくにつれ・・。
体がぽかぽかしてきました。
シチューのみ、ライスのみ、両方合わせて・・三通りの食べ方を楽しんで。
かなりの量でしたが、おいしかったのもあって、無事完食できました。
ものすごく手際の良いマダム。
だけど慌ただしい感じはなく、居心地の良い空気が流れています。
とはいえ、外で並んでいる人もいるので長居はできません。
さっと食べてさっと帰る。
あったかシチューでぽかぽか・・「クリームシチュー&バターライス」、ゴールド。
「ごちそうさまでした。おいしかったです!」と言って千円札を置き、席を立つと・・。
私を見たマダムの笑顔が、きらっと光りました。わ、こっちまで嬉しくなる・・。
ありがとうございます。
一番乗りでしたが、食べ終わりは他の方々と同時くらいになりました。カウンターに千円札をぴしっと置いて立つ・・というのが暗黙の作法のよう。おつりが出る支払いをした方は、恐縮していました。というのも、その手間も惜しいほど、マダムが忙しいから。一人で調理・接客・洗い物をこなすというのは、ひっきりなしに客が来店するこちらのお店だと、ほんとにものすごく労力が必要だと思います。帰り際「いってらっしゃいー」と声をかけてくれて、ほんわかした気分になれます。こちらにくる人はおいしいランチだけでなく、マダム(おばちゃんというよりマダムと呼びたくなる・・)の醸し出す雰囲気に癒されにきているのかも・・と思いました。。
~ある日のつぶやき~
幼い頃同じクラスだった子が数年前に亡くなっていた、という話をきいた。親御さんのお気持ちを思うと胸が痛い。安らかに・・と願う。この話をきく数日前、なぜかその子の事を思い出し、ほんのわずかあった接点のエピソードを思い返していたところだったので、本当に驚き、悲しく、寂しく思った。想念って繋がっているのかもしれない。。