フランスの鋳物ホーロー鍋「Staub(ストウブ)」。
このStaubを使った「Staubランチ」を楽しんできました。
こちらは「仔牛バラ肉ときのこの白ワイン煮込み」。
ふたをとったら、あつあつの湯気がふわり。あぁ良い香り。
「ル・ヴェール・フレ」*
フランス語で「新緑」という名前を持つ、こちらのお店、
御堂筋線「江坂」駅から徒歩6分の場所にあります。
写真は、江坂駅近くにある公園のモニュメント。
見てお分かりかと思いますが、岡本太郎デザインです。
岡本太郎が好きで、 関西に越してきた時、万博公園の 「太陽の塔」へ
真っ先に会いに行きました。 この公園のモニュメントもいい。
機嫌良く向かいます。
ル・ヴェール・フレさんのランチは「Staubランチ」のみ。
その日によってメニューは違いますが、前菜は三種類の中から、
メインのStaubは肉、魚からそれぞれ一つ選びます。
前菜の「鶏ムネ肉のポッシェ バジルソース」。
きゅっと引き締まったムネ肉は、しっとりジューシー。
中心がほんの少ーしレアかな・・くらいの、絶妙な火の通り。
あっさりした肉に爽やかなバジルソースが合います。おいしい。
もう一つの前菜「聖護院カブラのポタージュスープ」。
ふわふわの泡仕立て。クリーミィでまろやかな優しい味です。
そうこうしているうちに、メインのStaub登場。
こちらは「鮮魚のポワレ あさりとキャベツのブレゼ」。
この日はサワラのこども、サゴシでした。
サワラ好きなので嬉しかったです。
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このStaubに入った肉or魚、野菜がとにかくおいしい。
旨味がぜーんぶ分厚い鍋の中に入っていて、 一切の無駄がない。
中のスープ、最後の一滴までもおいしい・・という感じ。
湯気でテーブルの上が活気づき、体もほかほかしてきます。
この鍋で調理した食材が、こんなにおいしくなる秘訣。
お店のサイトに書いてありました。
Staubのふたの裏にピコという突起がついていて、ここに食材からの
蒸気がからんで降り注ぎ、その循環によって食材がふっくらしっとり
するからなんだそう。
食べると、まさにこの通りのことが鍋の中で起こっているのが 分かります。
ここ「ル・ヴェール・フレ」さんは”「つくれるものは自分たちでつくる」”
という信条のもと、いろんなものが自家製です。
この「じゃがいものパン」もそう。
しっとりもっちりした食感で、ほんとにおいしい。
メインを堪能した後はお待ちかねのデザート。
「きんかんのコンポート タピオカ餅とヨーグルトソルベ」
「あんぽ柿の焼き込みタルト バニラアイス」。
中はこんな感じ。
飲み物を頂いて、ひと息・・。
気取らない雰囲気、温かく親しみの持てる接客。
季節の食材をたっぷり使った本格的な味わい。
ほんとに心地良い、居心地の良いお店です。
ドレスコードがあり、緊張感を持って行くフレンチもたまには良いですが、
日常の中に溶け込んで、少しだけ特別な輪郭を持つフレンチというのも、
得がたい素敵な存在だと思うんです。
ここ「ル・ヴェール・フレ」さんはまさにそんなお店。
フレンドリーでありつつ本格的な味わい。
それを求めて、何度も行ってしまうんですね。
隠れ家という表現がぴったりの、ひっそり佇むお店。
本当は教えたくないお店・・とうとう紹介してしまいました。
皆さんもぜひ、日常の中の特別な空間へ。。
アットホームで素敵なお店「ル・ヴェール・フレ」さん。イケメンのオーナーシェフと美人の奥様が切り盛りされています。「Staubランチ」は1650円。二人で行って同じメインを選び、一つの鍋にしたら3100円。デザートはここにプラスの料金となります。教えたくない・・と先ほど言いましたが、もうすでに人気店で、リピーターさん多数。ひっそりしていつつ、実は皆が足繁く通うお店って良いですよね^^。ほんとおすすめです。。
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