大根と油揚げのみぞれ煮

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〇月△日 ~のどが痛い日~ 大根1本丸ごとレシピ

夫が風邪をひいて一か月以上たつ。ほぼ治ったのだが・・。
たまにセキが出て、今はのどが痛いという。

体力はあるが、わりと風邪をひきやすい夫。
体力は全然ないが、あまり風邪をひかない妻(私)。

その私が先日珍しくひいたのが、のどの風邪。
やりすごせない痛さだったので、病院へ。貰った薬で完治した。
が、その後どうやら夫にうつってしまったらしい。

今また忙しい夫。休みはもちろん半休も取れない状況である。
どうにかもたせるためには、日々の食事しかない・・。

という訳で、今日のミッションは「のどに優しい料理」。

消化を助け、のどにも良い食材として、多用したいのが大根。
大根をスライスし、はちみつを注いで一晩おく。
出てきた液をそのままか薄めて飲むと、のどの痛みがやわらぐ。

・・のだが、夫は大根が苦手。
小さく切って煮物に。
または、大根おろしにして何かに混ぜる・・。
これならどうにか食べられる、という人だ。

とにかく大根と何かで煮物を作ろう、とスーパーへ行った。
お、小ぶりな大根が一本100円。やったー。
それから、小判揚げも安いのでこれも買おう。
小判揚げは、小判の形をしたちょいと分厚い油揚げのこと。

帰宅してふと思いついた。
これ、みぞれ煮にしたらどうかな、と。

なに、難しいことはない。
普通に煮物を作り、最後に大根おろしを混ぜたらいいだけ。
それじゃ「煮」じゃないじゃんって?
混ぜる前に煮てるから、いいのだ。(強引)

それに、なるべく生に近い方が、
酵素も生きてるんじゃないかな、と思って。

小ぶりな大根、3分の1をおろしに、3分の2をいちょう切りに。
小判揚げは小さくカット、いちょう切りの大根と一緒に煮る。

柔らかく煮えたら、煮汁に水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、
最後に大根おろしを加え、ざっと混ぜたら完成。

のど越しなめらかで、のどに優しい一品の出来上がり。
「ザ・大根」な今回のレシピ。
風邪ひきさんのいるお宅の今晩の食卓に、ぜひ。

 

<大根と油揚げのみぞれ煮>
大根on大根。大根を「これでもか」と摂取できる一品
です。今回も、食材見て思いついた即興副菜。
夫と話したのですが、年々風邪が治りにくくなっている
気がします。やはり”お年頃”だからでしょうか。
大根一本丸ごと使って作ると、結構量多めにできます。
作る量はその時々の都合で変えてみてください。。
のど痛に片栗粉とみぞれ(大根おろし)は良いですね。。