前回(①)の続きです。。
私の夫はそういう意味でいうと、かさ高さがほとんどない人である。
自宅でも、PCで作業しているか、音楽を聴くかゲームしているか。
ひとりでずっと遊んでいる。
マイペースといえばマイペースだが、話しかける余地はある。
放っておいても、ずもーんとした重い存在感が放たれることは、ない。
すごくラク。
夫・・家庭での男性は、かさ高いものだと思い込んでいたので、目からウロコ。
気難しさやとっつきにくさよりも、気安さや親しみやすさが強い、ということが。
そして、私の友人と一緒にいる時、または私の実家へ行った時など。
女性陣ばかりの中に混ざることがあっても、男性がいるという感じがない。
話の主導権を握ることは少ないが、ふんふんと適当なとこで相槌をうつ。
夫はなんというか・・溶け込んでいるのだ。
このタイプ、結構まわりに多い気がする。
もっと女性陣の話に共感し、これいいよね!というものが女性と同じ・・。
そういう男性が、知人やたまに出会う人にもいる。
心に「乙女」がいる。
乙女な部分が多いから、これ以上ないほど溶け込んでいる。馴染んでいる。
といっても、そういう方々がオネエだということじゃなく。
(オネエだとしてもいいのだが)
雰囲気と思考が女性の感性に近く、まわりに気を使わせない人。
かまってちゃんじゃなく、自分で自分を上手にあやしている人、という感じ。
コミュ力も高い。
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両親も年をとったが、娘である私も十分いい年になった。
結婚後は故郷を離れたため、皆で会える日はほんのわずか。
昔は鬱陶しかった父のかさ高さ、面倒くささが・・。
たまに会うと懐かしく、今は楽しい。
母も気難しい父をどうにか持ち上げたり、絶妙な構い方で、
うまく「いなしている」様子。
だてに長年一緒にいないということか。
良かった、良かった。
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かさ高いタイプと、溶け込むタイプ。
どっちが良い悪いではなく、そういうもの、なんだ。きっと。
そして、その違いがほんと面白いなと思う。
我が夫、「乙女」部分が突出してはいないが、
溶け込むタイプであることは間違いない。
あ、そうそう。
いくら夫が「溶け込む」人だからといって、
構ってないなんてことはなく、ないがしろにもしていない。
私なりに、出来るだけ大事にしておりますです。笑
さてさて、あなたのまわりの男性はどちらだろう。
ちょっとかさ高いか、すーっと溶け込むか。
馴染んでも馴染まなくても。
どちらにしても、相性と接し方。面白がって楽しめれば、それが一番。
人間、みな違っていることこそが楽しく、痛快で、味わいなんだと思う。。