かさ高いか溶け込むか・・馴染んでも馴染まなくても面白い ②

前回(①)の続きです。。

私の夫はそういう意味でいうと、かさ高さがほとんどない人である。

自宅でも、PCで作業しているか、音楽を聴くかゲームしているか。

ひとりでずっと遊んでいる。

マイペースといえばマイペースだが、話しかける余地はある。

放っておいても、ずもーんとした重い存在感が放たれることは、ない。


すごくラク。

夫・・家庭での男性は、かさ高いものだと思い込んでいたので、目からウロコ。

気難しさやとっつきにくさよりも、気安さや親しみやすさが強い、ということが。

そして、私の友人と一緒にいる時、または私の実家へ行った時など。

女性陣ばかりの中に混ざることがあっても、男性がいるという感じがない。


話の主導権を握ることは少ないが、ふんふんと適当なとこで相槌をうつ。

夫はなんというか・・溶け込んでいるのだ。


このタイプ、結構まわりに多い気がする。

もっと女性陣の話に共感し、これいいよね!というものが女性と同じ・・。

そういう男性が、知人やたまに出会う人にもいる。

心に「乙女」がいる。

乙女な部分が多いから、これ以上ないほど溶け込んでいる。馴染んでいる。

といっても、そういう方々がオネエだということじゃなく。

(オネエだとしてもいいのだが)

雰囲気と思考が女性の感性に近く、まわりに気を使わせない人。

かまってちゃんじゃなく、自分で自分を上手にあやしている人、という感じ。

コミュ力も高い。

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両親も年をとったが、娘である私も十分いい年になった。

結婚後は故郷を離れたため、皆で会える日はほんのわずか。


昔は鬱陶しかった父のかさ高さ、面倒くささが・・。

たまに会うと懐かしく、今は楽しい。


母も気難しい父をどうにか持ち上げたり、絶妙な構い方で、

うまく「いなしている」様子。

だてに長年一緒にいないということか。

良かった、良かった。

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かさ高いタイプと、溶け込むタイプ。

どっちが良い悪いではなく、そういうもの、なんだ。きっと。

そして、その違いがほんと面白いなと思う。


我が夫、「乙女」部分が突出してはいないが、

溶け込むタイプであることは間違いない。


あ、そうそう。

いくら夫が「溶け込む」人だからといって、

構ってないなんてことはなく、ないがしろにもしていない。

私なりに、出来るだけ大事にしておりますです。笑


さてさて、あなたのまわりの男性はどちらだろう。

ちょっとかさ高いか、すーっと溶け込むか。

馴染んでも馴染まなくても。

どちらにしても、相性と接し方。面白がって楽しめれば、それが一番。


人間、みな違っていることこそが楽しく、痛快で、味わいなんだと思う。。