ふふふー。我ながらうまくいったな、ニヤリ。
丸ごと一本買った食パンを、サンドイッチ用に薄くスライスしました。
これは一本の、半分より少し少ない量。
保存するために、パンは買ってきたらすぐ冷凍するのですが・・。
この日は、買ってきたばかりの時だけ、の特権。
そのまま、柔らかいままを、オープンサンドにして食べました。
すーごくおいしかったです。
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皮までもっちりしていて、ほんのり甘さを感じる生地。
あぁ、何とも言えず、じわじわくるおいしさ。深い味わい。思わず唸る。
「これ、神戸って感じの味がするね」と夫。
???なんのこっちゃ。買ったの神戸じゃないし。
でもねー・・、言いたいこと分かる。
なんというか、お洒落な、粋な味がするのだ。
それは買った場所も関係するのか。。
甲陽園を後にした私達。
次の苦楽園口で下車しました。
で、真っ先にやってきたのがこちらのパン屋さん。
「RYOICHI YAMAUCHI」です。
ひっきりなしにやってくるお客さん。
ここってこんなに人気なんだーと今更ながら分かった気持ち。
食パンがおいしいと聞いていたので、食パンを買って帰る事に。
イギリスパンもありましたが、角食を丸ごと一本購入。
サンドイッチにしやすいよねーという夫の一言が決め手。
我が家、どれだけサンドにはまっているのか。笑
お店のビニール袋に、すとんっとそのまま入ってます。
「焼きたて」という札がたっていて、温かくはなかったものの・・。
こうしておく方がいいんでしょうね。
それか、いつもこんな感じの包装なのか。
一枚ごとのカットはお店でしてないんですが、よろしいですか?
とお店の方。それなら仕方ない。「はい」と答えたものの・・。
店を出てから、二人とも少し無言・・の後に。
「うまくスライスできなくてもいい?・・よね。ごめん。」と私。
先に謝っておこうと思って。
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自宅で食パンを焼いていた時、いつも問題になっていたのがこれ。
それは、私の食パンスライス技術の低さ。
ものすごく薄い一枚があるかと思えば・・。
半分までは一枚だが、下半分は二枚分くらいの厚さになっていたり。
「どうやったらこんな面白く切れるのかが不思議」と夫。
だから、今回丸ごと一本を購入するにあたり、懸念されていたのは。
まともな形で食べられるのかどうかということ。
でも、奇跡的にうまくいったんですよねー。
焼きあがったパンが冷えるに従って生地が適度に締まり・・。
扱いやすくなっていた、というのが理由か。
それとも、しばらくまったくスライス作業をしていない間に。
寝かせておいた技術が勝手に熟成したのか。
昔取った・・いや取ってもいない杵柄の感覚あらわる、なのか。
きっとね、まぐれだと思います。笑
だって・・。
最後の端っこは、こんなことになってしまったから。
何気にハート。やっぱり奇跡。
もっちり&ほんのり甘い・・「角食」丸ごと一本。
シンプルだけど粋な味がする、ほんとにおいしい食パンでした。
ありがとうございます。
なんというか、すごかったです。ここの食パン。あ~一本丸ごと買っておいて良かった~。タイムマシンでその時の自分をなでてやりたい気分。笑 せっかくだから・・といいつつ沢山買っておくという事は私の行動パターンに余りないのですが、時々カンで「これは・・」と思うものだけ、どんっと買います。今回はそのカンが当たって、しばらくこのおいしい食パンを楽しむことができました。ううむ、ここらあたりはおいしいパン屋さんが多いのだろうか・・いつかじっくり食べ歩きしてみたくなりました。。
~ある日のつぶやき~
パンの耳・・幼い頃は、これをすべて食べきるのがひと苦労だった。まず余りおいしくないし、子供の歯では噛み切るのも難しかったから。残したいけど、もったいない!と怒られるし・・と、むぐむぐ口の中でいつまでも噛み続けながら、ようやく食べたものだった。が!今は違う。パンの耳はおいしさの凝縮した場所とも言えるんじゃないか・・とまで思うに至っている。やーもちろん本体というか、クラムと言われる内側の柔らかい部分がおいしいのは当然として、ね。だって、フランスパンなんてばりばりした皮(クラスト)を味わうといっても過言じゃないし、わが夫は「フランスパンって全部が耳みたいなもんだよねー」などと言っていた。おうおう、ほんとだよーと私も同意。やっぱり粉が良いと、どこもかしこもおいしいんじゃないか、と話した。サンドイッチにしても、パンの耳を残したままというのも、またおつなもんである。パンの耳、今じゃ結構好きだ。。