写真は昨日のうちごはん、夫と二人分のランチです。野菜&パンは、熊本にある「Little Farmer’s Bakery GOTO 」(以下LFBG)のhitomiさんが作られたもの。先日の記事(* )でもご紹介したように、LFBGさんは安心安全な材料を使った、美味しいパンのお店です。ご自宅の畑でとれた無農薬野菜・果物からおこした天然酵母と、これまた自家製の有機小麦を使って作られたこちらのパン。品川てづくり市に出店されていた時にたまたまおじゃましたのが最初の出会いで、オーナーのhitomiさんに畑仕事やパン作りについてのお話を色々と伺いました。その時、野菜がとても美味しいという話を聞いていたので、今回送ってくださった新じゃがとスナップエンドウをみて、これがそうか~とわくわく。スナップエンドウは筋をとってさっと茹でたらもう完成。茹でたてをパクッ。ぷりっとした歯応え、はちきれんばかりの瑞々しさと甘み。スナップエンドウでこんなに甘みを感じたのは初めてです。次は新じゃが。うちでは新じゃがといえば、にっころがしが定番。作って早速お味見・・ほくほくしていて粘度があり、芋そのものが甘くておいしい!両方ともそれぞれの味が強く濃くします。やんちゃな感じというか。元気な無農薬野菜と一緒に頂くのは、hitomiさんが心を込めて作ってくれたパン。中心から”のの字”に説明すると・・。白くて縦にクープの入った「黒豆豆乳パン」は豆乳の風味でシチュー等に合いそう。丸い「むらさき芋あんパン」は割ると生地が薄い紫色、あんは綺麗な濃い紫で素朴な甘さ、ほっとする味です。丸平たい「新じゃがいもとチーズのマフィン」は卵やサラダをのっけるといい感じ。こんがり焼き目のついた「新じゃがいもとチーズのベーグル」は皮がバリっと固めで中しっとり、チーズの香りと小麦がとてもよく合い、おいしいです。茶色の「焼きドーナツココア」と手前の「焼きドーナツきな粉」はふわっふわに柔らかくて、こちらもしっとり。優しい食感でほんのり甘く、噛み締めると深い味わい・・あ~おいしい♪どのパンも、天然酵母の野菜や果物のちぃ~さな粒粒が生地に見えます。それ自体が具になっていて、そのどれもが味になり、引き立てあっていて、な~んにも無駄がない・・全てが生きている本当に美味しいパンです。野菜とLFBGのパン、夫と二人でニコニコしながら全部頂きました。「なんだか感動した・・おいしくて」、と満足そうにつぶやく夫。うんうん、同じく。天地の恵みとhitomiさんやご家族に感謝!
ありがとうございます。
<新じゃがのにっころがし>
新じゃがは小さいものはそのまま、少し大きいなら半分くらいに切ります。それを、
熱して油をひいたフライパンで良い焦げ色がつくまでよく炒め、ひたひたの水(だ
し汁)を入れて砂糖、みりん、醤油(各適量)を入れ、煮ます。芋が柔らかくなった
ら、煮汁を煮詰めてじゃがいもにからめて完成~!ポイントは、最初に新じゃがを
よく炒める事。丸くて転がるので難しいかもしれませんが、全ての面をよく炒めて
焼き目をつけてから煮るとおいしいにっころがしになります。煮からめる時に焦が
さないよう、注意してくださいね。。