幻の味?!黒糖くるみ

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 写真の「黒糖くるみ」、先日おやつに作ったものです。材料は、くるみと黒砂糖、それに少量の水だけ、というごくごくシンプルなもの。夫の大好物で、よくリクエストされるのですが、実は数年ぶりに作りました。なぜかというと・・。ある程度まとまった量を作らないとこげつきやすいしおいしくない、その結果「くるみを大量に使う」というのと、常備していない「黒砂糖を購入しないといけない」、そしてこれを食べるのはほぼ夫だけ、という理由からです。家にくるみは常備してあるのですが、これはパン作りの材料。このおやつに使う分があれば、2~3週間分の朝食用パンの材料として使えます。そして黒砂糖。うちに常備してある砂糖類はてんさい糖とメープルシロップ、はちみつの3つで、黒砂糖はこのおやつ以外には中々使わないため、中途半端に余って固まってしまうよりは・・と、いつもてんさい糖を買ってしまう。そういう事情で「あれ、食べたいな~」「諸事情により、だめ」というやり取りがあって、我が家では幻の味となっていました。家で何かを作る時、リクエストそのままを作るというよりは、リクエスト+いろんなバランスが合致したら作って形になる、という感じです。欲望のままに「○○が食べたい」とリクエストされた時、その○○が高級食材だったり、普段はそうでもないけど天候不良等で値段が高騰気味だとか、カロリー高っ!というもの、あるいは単品売りされておらず、かつ使いまわしも余りできそうにない食材だったりした場合、その提案はスルーとなります(笑)。世の主婦はみんな、無意識にでもこうやってバランスをとっているのです、きっと。少し脱線しましたが、こんな事情でご無沙汰だった黒糖くるみが今なぜ再登場となったのか。それは、最近忙しくて余り自由な時間もなく、体調を崩してしまっていた夫が希望したからです。帰宅してこれを見つけて喜び、「おいしい・・」と食べている夫の姿を見ると、あ~もっと作ってあげたら良かった、と一瞬感じるのですが、きっと再登場までまたある程度の期間が開くのではないかな?と一人思う私でした。

ありがとうございます。

<黒糖くるみ>

くるみと、くるみの量の約半分の黒砂糖、そして黒砂糖の量の半分より少し少な

らいの水を用意します。くるみを150℃で15~20分ローストしたら、なべに

と少量の水を入れ、弱~中火にかけます。しばらくするとなべがぶわ~と泡

で、そこにローストしておいたくるみをすばやくザザ~っと入れ、まんべんなく混ぜ

からませます。火を止め、クッキングシート等に黒糖くるみを広げて乾かしたら完成!

水の量がポイントで、多すぎるとべたべたになってしまいます。(写真のは少々水が

多目でした~^^;)これだと少なすぎるんじゃ・・というくらい少ない量でちょうどいい感

じです。ただ、げやすいので注意してくださいね。初回のを食べた夫から「もう少し

カリカリっとしたのがいい」というダメ出しがあり、再度作り直したりしたので、使った

るみは結局500g以上!結構な量です。夫は連日楽しく召し上がっていましたが、食

べきる時に「もう当分いいってくらい食べて満足した~」と言っていました。うんうん、そ

れは良かった。やはりこれで当分出番なしの気配濃厚です。。