クリームソーダ -さくらんぼの存在感-

先日のこと。
とても暑かったので、帰宅途中
どこかで涼んでいくことに。

たしか八百屋さんの近くに、
気になってる喫茶店が…。
おー、ここだ。

ガラスの扉を押して中へ入ると、
客は私ひとり。

カウンターの中にいらした
オーナーさんらしき男性が、
注文を取りに来てくれた。

「クリームソーダを…。」
「はい。」というやり取りの後、
帽子をとって、荷物を置き、
ぼんやり外を眺める。

夕刊の配達かな、男性の乗った
昔ながらのなつかしい黒いバイクが
ゆるやかに表の通りを走っていく。

「お待たせしました。」
の声と共に運ばれてきたのは、
写真のクリームソーダ。

(ジョッキなんだ…)
(あ!さくらんぼがある ♪)
心の中の声。テンション上がる。

氷の上に上手にのっかった
バニラアイスが、
とってもおいしくて。
クリームソーダ全体の味も良い。

画竜点睛のさくらんぼ、
色も味も素敵なアクセント。
姿を見ると嬉しくなる。

さくらんぼの存在感は大きい。
可愛い主役と言えそうだ。

さくらんぼがあったなら、
より気分も上々。ますますご機嫌 ♪

ごちそうさまでしたー。