表現するためには技術の習得が大事 ~思いのままの表現を~

自他ともに認める感覚派で、
おっちょこちょいの私。

学生時代は、選択の余地なく
思いきり文系。
数学と物理は天敵だった。

そのせいかどうか不明だが、
電化製品などの説明書を読むのが
とにかく苦手。

苦手というのは穏当な言い方で、
忌み嫌っているといっても
過言ではないレベル。

分かっている人が、
(なぜか)分かっている人に向けて
書いている内容が多く、
文章も読みにくいから。

分かっている人で、
分からない人の心理が分かり、
分からない人が分かるように
書いた説明書。

そういうのがあったら、
お目にかかりたいくらいだ。

…と、ひとしきり説明書のせい
にしてみた(笑)。

とにかく、説明書を読んでも
頭上をスルーしていくんだもの。
もう仕方ないではないか。

———-

という訳で、長い前置きの後だが、
いま仕事でも使っている、
カメラの説明書はどうしたのか、
という話。

私は2009年にブログを始めて
2010年頃に一眼レフを入手した。

夫がひと通り使い方を理解し、
ピントも何もかもすべて手動で設定
して撮るのだ、と説明してくれた。

何も知らない私は、
教えて貰ったマニュアル操作で
撮影していくこととなった。

カメラをお使いの方は
お分かりかと思うが、カメラには
「オート(自動)」という機能がある。

設定を「オート」にしておけば、
シャッターを押すだけである程度の
写真は撮れるし、困ることも余りない。

だが、その存在を故意に隠され、
マニュアル操作を強要された私(笑)

当然、最初は何を撮っているのか
分からない写真が量産される日々。

思うように撮れない…というレベル
ではなく、撮れたものを面白がる感じ
といおうか。

動くものはまず無理w
というところからスタートし、
数か月たった頃。

頭で考えるより、それこそ手が自動で
動いて各設定を変え、撮影することが
できるようになっていた。

そうなってから
オートの存在を教えられた。
どれだけ驚いたことか!(笑)

この話で何が言いたかったか、
というと、

「無意識レベルで体が動くまで
繰り返し実行することの大切さ」だ。
(あら、伝わってなかった?…)

ここまでの技術習得ができて初めて、
思いのままの表現ができる、
ということである。

感性も大事だが、基本的な技術を
体に覚え込ませておくのも大事だ。

感性と技術の両翼があって初めて、
表現という鳥は羽ばたくことができる。

どちらかだけでもダメだ。

どちらも磨いて精進していきたい。

 

 

 

 

———–

今は使う機能が限られていて、 それ以外の機能を使いこなすことを体が忘れかけている。 再び、学び直すというか覚え込む必要を感じている。マニュアル操作で撮影する生活、やってみるか(笑)。*余談*なぜか昔から理系の人を好きになることが多いのは、ないものを求めてるのかw