蔦の絡まる洋館で「豆乳チャイ」、サルンポワク@箕面

「豆乳チャイ」を飲む。
ふわふわの泡(ひげみたいになった)、優しい味。

今日一日を振り返る、静かな時間。
初めて来たカフェだが、とても居心地が良い。

ついでに寄ってみよう・・。そう思って正解だった。

「ついで」って実はいろんな可能性を秘めている。
フットワーク軽く、好奇心を持って。
楽しい出会いは日常のすぐそばにある。

箕面駅に向かって歩いていたら、
蔦の繁る場所に出た。

ん?なんとも素敵な風情が漂っている。

もうあとは帰るだけなのだが・・。
ちょっとひとやすみしていこう。

そう思って扉を開けたのがこちら。

カフェ「サルンポワク」。
ベジタリアンカフェである。入ってから気づいた。

体に優しいメニューが、
どこか懐かしい雰囲気の店内で供される。

店内を見ると、
テーブルや椅子も年を経て練れた印象のものばかり。

ぴかぴかしている新品のまぶしさもいいし、
こういう落ち着いた風情のある家具もいいもんだ。

お隣は雑貨店。

このお店の中へ入ると、自動的にスイッチが切り替わる。
日常から非日常へ。それは自然で心地よい感覚だ。

窓枠に小さなおうち。思わず微笑んでしまう。

知らない異国のカフェにふらりと立ち寄ったような空気感。
これを感じられるだけでも、ここに来る価値がある。
そう思った。

友人とでもいいけれど、
ひとり静かにぼーっとお茶していたいな。
雰囲気に溶け込んで浸り、空気の一部になりたい。

2階はギャラリー(ミカリ・ギャラリー)。
絵の個展が開催されていて、拝見することにした。
作者の方が在廊されていたので、おしゃべり。

やはり何かを生み出すには、刺激や変化が必要で、
それは意識的に触れていくべきものなんだ。
その他もろもろのことを、お話の中で学んだ。

「ついで」で出会い、「ついで」に力を得て、
豊かな気持ちになれた時間だった。

 

 

 

箕面はのんびりしていて、どこか懐かしい気持ちがする街。駅の近くにこんな素敵なお店があるというのも嬉しい。カフェ、ギャラリー、雑貨店などなど。ちゃんと時間をとって散策してみたいなと思う。。

 

 

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