赤ちゃんの帽子作り

〇月△日 ~帽子を作らなきゃーな日~

実家の母から電話があった。
要件について話した後、昨年生まれた 甥っ子(妹の息子)の話になる。

なんでも甥っ子の成長著しく、用意していた帽子が 小さくなってしまい、
今すぐ買いにも行けず、 帽子なしですごしているんだとか。
年末年始に妹家族が帰省した際、帽子を欲しがっていたとのこと。

なに?この寒空に甥っ子が風邪ひいたら・・
と思うと、急に心配になった私。

電話をきった後、こうしちゃいられない・・と早速帽子作りを開始。

~~~~~

最近はほとんど裁縫をしておらず、勘が取り戻せるか不安だったが、
生地を裁断しているうちに手が動くようになった。
出来上がったのはこちら。

一つは、ベレー帽。
もふもふで全くチクチクしない、肌触りの良い毛糸を使用。
ゆび編みして作った。 細編み(こまあみ)で、目の増減は勘。
サイズも勘なので、適当編みだ。

ゆび編みは、指を棒針やかぎ針に見立てて編むやり方。
(*片手の平を広げて毛糸をかけていくリリアン編みの方ではない。)
使うのは自分の手だけ。道具いらずなのが好き。

ちなみにこの毛糸、百均で買った。笑
百均の毛糸、探せば結構良いものがあるのだ。
(今回使ったのは30g27Mの毛糸玉。ひと玉で少し余るくらい)

もう一つは、耳つき帽子。
表の生地の裏にキルト芯をつけてあったか効果を狙い、
内側はダブルガーゼを使って、肌触りを良くした。

布端の処理と、手順を最初に頭で整理しておいて・・。
中表にしたパーツを一つずつ縫い合わせていくだけ。

表の生地は、NIMES(ニーム)のもの。
色味、素材感、優れたデザイン。お値段良いのも人気なのも納得だ。
もう随分前にネットショップでゲットして以来、大切に使っている。

新生児~6か月のサイズにしたから、どうにか大丈夫なんじゃないか。
調整できるよう、ゴムはゆるめにしておいた。

~~~~~

結婚後、私がもの作りをするきっかけとなったのは、
必要に迫られて、とにかく今必要だから、ということ。
習いに行く暇もない、待ったなしでの状況だった。

今はM~Lサイズだが、新婚時代はLLサイズの服しか入らなかった
夫のため、 シャツやトランクス(!)も作っていた。

LLサイズの在庫数の少なさたるや、お店に行っても、
デザインの良いシャツ など特に、瞬殺で売切れである。
在庫は少ない、買えば高い・・作るしかない!となった。

必要に迫られて独学で作っていた、洋服や帽子・・。
帽子は、父のため、数年前によく ハンチングを作っていた。

市販のものだと頭の小さい父には大きすぎ、子供用ではデザインが
幼すぎて合わず・・だったので、えーい、作ろう!という流れに。
そして今度は甥っ子の頭を寒さから守るため、またまた帽子作り。

必要に迫られて、必要とされて何かをする。
これってすごく幸せなこと。

赤ちゃんを育ててる真っ最中の母達は忙しくて、作る余裕はない・・。
まわりに可愛い赤ちゃんがいるよーという、あなた。

ベビーものは必要な布地も少なく、スタイなど、くるっとまーるく
縫うだけで、 結構簡単に出来る。きっと役に立つ、喜ばれる。
それって嬉しいこと。ぜひぜひ。。

 

<赤ちゃんの帽子>
以前はショップで服や小物の型紙を買ったり、布を買った時一緒に頂ける型紙で
作っていました。最近は、ネットで無料の
型紙が色々あるんですね。 商用利用は
ダメだけど個人で楽しむにはいいですよ、
と無料で提供してくれている型紙等を
利用させて貰うのも
いいと思います。私の場合頼まれて作るのは身内のものだけ。
やる気とまとまった時間がある時、自発的に集中して作る・・というのが、性に
合っている感じ。
ベビー小物の中でも、スタイ(よだれかけ)はわりと簡単に出来るので
いくつか
作っておくと、プレゼントできるのでいいですよ^^。
私も時間があるときに、
肌触りの良い、綿100%のダブルガーゼなどで作っていました。
ベビーシューズは、パーツが結構多いのと、小さすぎてミシンがかけられず、全て
手縫いなので、手間と時間が
かかります。でも、できた時の喜びもひとしお。 作
った
ベビーシューズ、今まで何個も赤ちゃんにはいて貰ったなぁ~と思うと、なん
だかじんわりあったかい気持ちになります。とはいえ細かい作業なので、今はもう
ベビーシューズを作る気力&体力がない、かも^^;。。

ありがとうな毎日 FBページはこちら