写真は、一枚で4種の味を楽しめる「クワトロ」。
右下の、綺麗な紫色のトレビスがのっているのは「TAKESHI」。
シェフの名前が冠されたピッツァです。
これもあれもそれも・・本当にぜーんぶおいしくて。
大満足でした。幸せ。。
「すごくおいしいピザの店があるよ」
そう知人に教えて貰ったのは、先月のこと。
今月中旬、よく晴れた平日の昼間。
予約をしてピザ好きの友人とうかがったのは・・。
谷六にある「ピッツェリア モリタ」。
イタリアのパドヴァで年1回開催される、ピッツァ世界大会。
そこで2001年にイタリア人以外で初めて総合優勝した職人、
森田武司氏のお店です。
トップの写真で紹介した「TAKESHI」。
これこそが、優勝したときのピッツァだそう。
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最初は、お得なピザランチにしようと思っていたんです。が。
メニューを開いた時から予想外の展開へ。
ピザランチで供されるのは、ハーフ&ハーフのピッツァ。
片方は王道「マルゲリータ」。それに・・。
日替わりで曜日ごとに決まったピッツァが組み合わされます。
「TAKESHI」はピザランチだと土曜日だー。うむ。
それに、メニューを見ると、ピッツァの種類がすごく豊富。
10月限定も入れたら30種近く。あれもこれも気になります。
ピザランチにすると、 2種類しか食べられない。迷っていると・・。
接客担当の奥様が助け舟を出してくださいました。
「クアトロ」だと4種類だから、それをシェアされては?と。
ピッツァはそれぞれ価格が違う訳ですが・・。
お高いピッツァを選んだとしても、お値段の変動なし。
太っ腹!嬉しいです。ひとつは「タケシ」、あとはおまかせで。
まずは・・と前菜の「いわしのマリネ」をオーダー。
酸っぱさ控えめでとってもおいしいです。
友人はグラスワイン、私はガス入り水(下戸なんで)。
「かんぱーい!」。
あぁ、天気の良い日に昼から飲むって最高なんだよなぁ(遠い目)。
ノンアルでも、アルコール気分で。
お、私たちのピッツァが今まさに窯の中へ。
これくらい大きなサイズでも、
2分半くらいで焼けるんだそう。早いですね。
今から自分達が食べるピッツァが焼けるところを、
かぶりつきで見学させて頂きました。有り難い。
紫色のトレビスが印象的な「ピッツァ タケシ」。
トマトソース、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、 トレビス、水牛のモッツァレラ。
トレビスのほんのりした苦味、チーズのバランスが絶妙。
苦い、酸っぱい、甘い、しょっぱい。
主張しすぎない味わいの組合せが深みとなっています。なんておいしいの!
森田さんのピッツァ。
具材もそうですが、チーズのバランス・調和が素晴らしい!と思いました。
チーズ好きにはたまらんです。
時計回りに・・。
「エスティーバ」・・トマトソース、マスカルポーネ、ルッコラ、 グラーナ、トリュフオイル。
「ヴェラ ナポリ」・・トマトソース、水牛のモッツァレラ、プチトマト、バジル。
「ロマーニャ ミーア」・・ホウレン草、リコッタチーズ、グラーナ。
どれもおいしいのはもちろんですが・・。
「タケシ」以外で個人的にぐっときたのは「ロマーニャ ミーア」。
さっぱりした中に、少しミルキーなコクがある味わい。
あっさり好みな私の、どストライクでした。
ん?これも「クワトロ」。もしかして・・。
はい、二枚目いきました。笑
右下から時計回りに。
「クアトロ フォルマッジ」・・モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、ペコリーノ、グラーナ。
「プロシュート エ フンギ」・・トマトソース、モッツァレラ、ハム、マッシュルーム、ロースハム。
「ビアンカ ヴィオラ」・・モッツァレラ、トレビス、シラス、レモンスライス。
「アラズッカ」・・かぼちゃペースト、モッツァレラ、サルシッチャ、バジルソース(10月限定)。
「いくらでも食べられるねー」と話していた私たち。
森田さんのピッツァは、生地がふんわりしていて、薄い。
これ、最強なんじゃないかと話したんです。
お酒と一緒に食べるなら、薄いクリスピーがいい。
だけど、食事ならもう少し食べ応えがほしい。
とはいえ、分厚すぎると数切れ食べたらおなかいっぱいに・・。
なるべくいろんな種類のピッツァを楽しみたい。
でもすぐ満腹になったり、物足りなくなったりはしたくない。
そんな気分とお腹にぴったりのところをついてくる感じ。
もともとふんわり好みなのもあり。
両方の良いとこ取りのようなこの生地が、ほーんと良かった。
クワトロ2枚で8種類「ピッツァ タケシ」ほか、ピッツェリア モリタ。
大満足の本格ピッツアを堪能しました。 ものすごくおすすめです。
ありがとうございます。