小さなおだんごがふたつ。
爽やかな味で、後味すっきり。
柔らかで歯切れもよく、ほんのり甘い。
柑橘類、和菓子が好き、という私のような人間にとって。
このおだんごは、好みど真ん中。
おいしかったです。
大分「かぼすだんご」。
かぼす餡入り、とあります。
中はこんな感じ。
餡には、かぼすの果汁入り。
これが、まぁ爽やか。
和菓子なので、多少なりとも甘いんです。が。
その甘みを軽やかにしてくれている。
ふわっと口の中に広がる、かぼすの風味。
柑橘好きには、たまりません。おいしい!
爽やか&すっきり・・かぼす餡入り、大分「かぼすだんご」。
大分の特産品、かぼすの味わいを生かした和菓子。
ひと口サイズなのも、食べやすくていいですね。
ありがとうございます。
特産品を使ったお土産、というのもまた嬉しいんですよ~。その土地に思いをはせ、話が弾むきっかけになってくれますし。今回の「かぼすだんご」もいただきもの。有難いです^^食べやすく、ということでだんごを串にさすようになったのかな、と想像しますが、これ、ほんと優れものですよねー。道具いらずで手も綺麗なまま食べられるんだから。それにしてもおいしかった。こういうの好きです^^。。
~ある日のつぶやき~
だんごが串にささっているのが食べやすくていい、と先ほど話したが、それで面白いことを思い出した。過日上京した折、帰りの新幹線は夕刻ということもあり、仕事終わりのサラリーマンが多く、東京発の段階で乗車率はほぼ100%。私の隣りの席も、サラリーマンとおぼしきスーツ姿のふくよかな初老男性だった。手に持ったビニール袋の中から、ビール1缶とチューハイ1缶、それに惣菜を2パック取り出した。惣菜のひとつは春巻き。もうひとつが焼き鳥だった。このおじさんの食べ進め具合をみて、慣れてるなー只者じゃない、と驚いた。まず春巻きを食べつつ、ビールを干す。良いペースである。次に焼き鳥。10本ほど入っていただろうか(よく見てるな、私。だってすぐ目の前なんだもん。笑)。串を手に持つ。そこから口に運ぶのかと思いきや、割りばしを使って、串の焼き鳥を外しながら、焼き鳥が入っていたパックへ入れていき始めたのだ。ゆっくりと丁寧に。少しでもバランスが崩れたら、私の膝へ焼き鳥がダイブすることになる。新幹線の揺れをやりすごし、確実にすべての串の焼き鳥をパックに入れ終え、串はまとめてゴミ袋の中へ。おじさんはそこで、パックにてんこ盛り状態になった焼き鳥を割りばしでつかみ、ぽんっと口に放り込む。それからプシュッと缶チューハイを開け、ごくごくっと飲む。新幹線の文字ニュースを目で追いながら、また焼き鳥をつまむ。この反復運動を繰り返し、最後の焼き鳥を口に入れたのとチューハイが空になったのが同時で、フィニッシュ。それから目を閉じて、眠り始めた。私が感心したのは、常に私の方に気を使い、焼き鳥が転がらないように、しっかり箸でつかんでから口へ運ぶのはもちろん、右端をとったら今度は左端、とパック転覆を避けようとバランスをとりながら食べていたこと。おじさんナイス!便利だと思っていた焼き鳥の串、こういう時に食べるには邪魔なんだね。箸で食べる方がスマートなんだね。そう思って静かに感動していたら・・おじさん、いびきをかき始めた。結構でかい。だけど私は比較的落ち着いていた。なぜなら耳栓をしていたから。これがほんと便利で、必要な声は聞こえるが、騒音(と思える音)はボリュームがすごく低くなり、耳障りさが激減するのだ。きっとまわりの人はかなりうるさかったと思うが、私は隣でうつらうつらできるほど、気にならなかった。そして私の一つ前の駅でおじさんはちゃんと目を覚まし、降りて行った。焼き鳥の串は必ずしも便利とは限らない、そして耳栓は常に持っておくことが肝要、というのがこの日の教訓(なんの話だ・・)。。