平屋のカフェで豆乳プリン、イカニカ

ありがとうな毎日 seeding of the happiness この日、雑誌で見かけて気になっていたカフェに初訪問しました。目黒通りから少し入った所、産業能率大学の正門前にある平屋の一軒家カフェ「イカニカ 」さんです。白くてちいさな看板の後ろにはざるに載せられた野菜が天日干しされていました。お料理に使われているのかな~。趣のあるエントランスを見ながら、ゆっくり歩いて玄関へ。中に入るとお店の女性の方が「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えて下さいました。靴を脱いで上がる時、こちらのお店に来るのは初めてなのに、前にも来たような気がしました。そんな和みの空気感があります。私が注文したのは写真のこちら。「豆乳プリン」です。あらかじめセットされたリネンのティーマットに素朴な木のスプーン。そこにガラスの器に載った豆乳プリンが登場。上にかけられた、きなこと黒みつがとろ~っと流れて・・ではいただきます。木のスプーンで掬って口に運ぶと、とても優しい味わい。あっさりしていつつ豆のコクがあって、とてもおいしい♪ふるんっとした弾力も好ましいです。そしてきなこと黒みつがこれまた合う!豆乳のプリンには、カラメルより和の仲間とでもいうべきこれらがぴったりしっくりくるんだな~と思いました。甘いものだけでなく、お食事も体に優しいメニューです。野菜を蒸し煮して昆布と鰹の出汁でスープ状にした和風ポタージュ”すり流し”や有機野菜の惣菜、カレーなどなど。お店の雰囲気も頂く食べ物も優しくて、良い素材を使っているんだな~というのが伝わってきました。また来ようっと。

 


メニューの右下に店名についての説明がありました。イカニカとは漢字で書くと”如何にか”、古い時代の雅語で”いかがですか?”という意味で、お気に入りや、ほんとうに良いものを、さり気なくおすすめしたいという思いがあります、とのこと。なるほど~。お店の佇まい、エントランス、店内のディスプレイ、ご夫婦(だと思います)の接客・・すべてが親しみやすく、適度な距離感なのです。だから、初めてでも落ち着ける空間なんだな~と納得しました。そして、落ち着ける空間でありながら、普段すごしている日常とは少しだけ別の雰囲気もある。なので、ほっと息がつけるというか・・。訪問した日はこの後お茶の予定が入っていたので軽めのものを、と豆乳プリンをチョイスしました。次はお店の甘いものの中で一番人気だという「チーズケーキ」を頂きたいです。