焼きまんじゅう(栗&はったい粉)、ウフモフ

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 自由が丘のヤマダ電機ななめ前にある、ちっちゃなお店。白壁に映える黄色い暖簾が印象的な「ウフモフ 」さんに行ってきました。日本の風味と粉の食感にこだわった焼き菓子を、ひとつひとつ丁寧にじっくりと焼き上げてつくっている・・というこちらのお店。木枠とガラスというシンプルで古風なショーケースの中には、茶系の色合いのお菓子が数種類並んでいました。鮮やかな華やぎの代わりに、ほっとする素朴さを感じます。色合いにも”日本の風味”が現れているな~と思いました。揚げずに作ったという焼きかりんとうは、はったい粉を使うことで香ばしさを出しているとのこと。黒糖、生姜、味噌の3種類が定番で、今の時期限定で玄米チョコもありました。米粉を使ったパウンドケーキ、白玉粉で作ったソフトクッキーの他、柚子やさつまいものチーズケーキなども。この日私が購入したのは写真の「焼きまんじゅう」。中のあんは、栗&はったい粉、なつめやし&きなこ、という2種類があり、今回は栗&はったい粉にしてみました。あんの中にはくるみが入っているそう。どんな味なんだろう~と楽しみに持ち帰りました。うす茶色の焼き色がつややかで、小ぶりな丸い形が愛らしいです。お茶を入れて・・では、いただきます。柔らかな皮の中のあんはしっとり、みっちりしています。大麦を炒って挽いた粉である、はったい粉。これがあんになるとは・・。あんの中には、ほくほくした栗とかりりとしたくるみの実が入っています。これらが自然でしっかりした甘さのあんとよく合っていて、おいしい♪小さいけれど、ひとつでも食べ応え十分。そう感じるのは、ボリュームがあるからというのではなくて、豊かな風味が満足感を与えてくれるからかも。和の素材にこだわった、体に優しくて存在感のあるお菓子です。

ありがとうございます。

お店で頂いたしおりには”しっとり、もっちり、さくさく、ぽりぽり おいしい音

聞こえてきます”とあります。私は食べ物にまつわるオノマトペが好きなので、

こういう言葉にとても弱い・・というか食欲を刺激されます。今回の焼きまんじ

ゅう、バラ売りはしておらず、4個入り¥560~です。なつめやし&きなこの

方はより甘みが強い感じ、とお店のかたがお話してくれました。こちらも気に

なります。そして「はったい粉」。久々に聞く懐かしい食べ物の名前です。はっ

たい粉との出会いはが小学生の頃で、祖母がおやつに作ってくれたのが

最初。はったい粉に砂糖を入れ、お湯で練ったのを食べます。見た目が地味

ながら衝撃的で、「これは食べられるものなのかな・・」と思った覚えが(笑)。

好奇心に勝てず口に運んでみると、おいしい!意外でした。市販のお菓子類

も好きでしたが、それらとは違ったはったい粉の持つ独特で素朴なおいしさを

子供心に感じたのだと思います。日本古来の食材って興味深いな~。