繊細さと心の強さは
両方持つことが可能で、
もともと繊細な人が
心の強さを手に入れたら、
それこそ無敵！と
私は思っている。
だから、
人の心の痛みが分かり、
共感力のある人は、
無敵の存在、無敵の人、
になれる要素を充分持った人、
と言える。
今まで傷ついてきた経験、
悩んできたこと、
それらは全然無駄じゃない。
あなたと同じように
悩み、傷ついた人に、
共感し、寄り添い、
力を与えられるかもしれない。
—–
心がもともと強い人はいない、
と私は思っている。
後天的に獲得していくものだと。
心が強いというのは、
突っぱらかって意地を張る、
というのではなく、
しなやかな状態を差すのでは
ないだろうか。
何が起きても、
それをニュートラルにとらえ、
風にしなる柳のように、
マイナスな感情は
感じきったら受け流し、事実は
なるべく自分に良い解釈をする。
そんなしなやかさが、
強さなのではないか。
とはいえ、
ひとりひとりの人間は弱い。
だから、自分以外に
自分を理解してくれる人、
愛してくれる人の存在があれば、
もっと心強い。
そういう人に出会えたなら、
その人の存在に感謝して、
大切にする。
お互いが助け合う。
そういう関係になれたら
いいなと思う。
—–
もしあなたが繊細で、
そのことについて悩んだり、
マイナスに捉えているようなら、
「それ、素晴らしい美点ですよ！」
と言いたい。
あれこれ考えすぎるのも、
人の気持ちが分かりすぎるのも、
あなたが優しくて、利発で、
優れた感性を持っているから。
細やかな心のひだを、
言葉にできない心の内を、
分かってくれる人って素敵だ。
私なら尊敬するし、
そういう人は世の中の宝だから、
大切にしたいと思う。
—–
あなたは無敵の人。
まわりの人の心を理解できる
繊細さ、しなやかな心の強さ、
両方を併せ持つ存在だから。
もし今そうじゃないと思うなら、
自分はそうなんだ、と決める、
または思い込んでみる、
というのはどうだろう(笑)
きっとそうなれる。
あなたは無敵の人。
あなたのまわりには
あなたのことが好きで、
あなたの力になりたい人がいる。
私もそう。
繊細さという宝を愛で、
何度でも立ち上がれるよう、
必要ならいつだって馳せ参じる。
あなたのためなら。
あなたは無敵の人。
だから、そのままで大丈夫。。