だしの深みと旨み・・「あおさと筍のすまし汁」&「鯛めし」、日本橋だし場

だしがおいしいすまし汁と、これまただしが染み込んだごはん。

二つを味わってきました。

小腹がすいた時の軽食、クイックランチ。

立食形式のお店は、手軽さが魅力。

両方、とってもおいしかったです。

東京、日本橋。

今年のGWに、ほぼ3年ぶりに上京しました。

用事を済ませたら、とんぼ返りの予定。

東京駅からてくてく歩き、日本橋へ移動しました。

「コレド室町」1の1階、「日本橋だし場」

にんべん 日本橋本店に隣接するお店です。こちらでは・・。

引き立てというかつお節だしや、それを使った軽食を楽しめるんです。

何にしよう・・メニューをみます。

と、目に飛び込んできたのが”高校生レストラン まごの店”というシール。

確か三重県だったかな。

高校生がやっているレストランがあるって以前TVでみたような・・。

「あおさと筍のすまし汁」というメニュー。

その上に”にんべん×相可高校コラボメニュー”とあります。

三重県立相可高等学校とにんべんがコラボした汁物なんですね。

相可高校は高校生レストランで話題になり、TV番組でみたことがありました。

面白い!そしてとてもおいしそう!!

これに決めたー。

あとは、かつおぶしのかかった「かつぶしめし」、と。

え!売り切れ?ではでは、「鯛めし」をSサイズで。はい。

という訳でお会計を済ませて、店内の小さなテーブルへ移動。

「あおさと筍のすまし汁」。

さっそくひと口。

おぉー(腹の底から響く声で)、なんとおいしい。

すまし汁で見た目に春らしく、すっきりした味わい。

あおさの磯風味、筍のぱりぱりした食感、。

素晴らしい組合せです。

これにだしの旨みが加わって・・おいしいに決まっとる!

「鯛めし」です。

具は、愛媛県宇和島産の刺身用真鯛と、ささがきごぼう。

隠し味に魚醤を入れ、だしで炊いたごはんなんだそう。

いただきまーす。

鯛からもだしが出てるからでしょうか。
味が、単一じゃないというか、表面的でなく。

重なりや深みのようなものを感じます。美味なり。

だしの深みと旨み・・「あおさと筍のすまし汁」&「鯛めし」、日本橋だし場。

量的にはそんなにどっかり食べたわけじゃない。

なのに、この充実感、満足感。ものすごく満たされた気がする・・。

だしの力なんだろうな~。だしってすごい!!

ありがとうございます。

東京へ行くことがあったら訪れたい場所のひとつがここ「にんべん日本橋本店」と「日本橋だし場」でした。最近は枕崎産の本枯節を使っていますが、かつお節ってだしによし、ごはんやおかずにかけてよし、本当に大活躍してくれる食材だと思っています。歯がめちゃめちゃ丈夫だったら、削る前のかつおぶしに齧りつきたい・・(いくら丈夫でもそれやったら、歯かけるって。笑)。だしの体への充溢感、満足感って幸福そのもの。やっぱり来てよかった~と思いました。さてさて、とんぼ返りの東京行脚レポ、次回に続きます。。

~ある日のつぶやき~

目の前を見ているのに見ていない、目の前の人が話しているのに聞いてない・・そういう現象がたまにある。そしてそのせいで思ってもみない失敗をすることがある。これが自分だけのことであれば、ありゃまーで済むのだが、相手がいる場合は大変だ。ちゃんと見せた、話したはずなのに・・相手はいぶかる。その時一番必要な情報が頭に入らず、何か別のものが頭と心に居座っていたのが原因だ。それは、思い込みと怠惰である。先入観と慢心、傲慢と言い換えてもいい。フラットな心で、謙虚な姿勢で、目の前の相手と向き合う。ここからでしか、相手のこと、本当の情報はこちらに入ってこないと思っている。上の空、地に足のついてない状態でコトに向き合うことなかれ。。