自分のことって、
分かっているようで、
よく分からない。
いちばん身近なのに
いちばん摩訶不思議。
だけど
いちばん気にかけている
いちばん大切な存在。
という気がします。
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自分という人間を
あらゆる角度から見てみる、
というのは、
誰でもが経験している
わけじゃないと思います。
俳優さんなら分かりますが、
一般の人だと、鏡で見る
自分の姿が最も多く目にする
「自分」じゃないかと。
自分を客観視するのに
おすすめなのが、
「写真に撮られること」です。
写真を撮られることが苦手、
という人、多いですよね。
私もそうでした。
でも、
プロに一度でも撮ってもらって
「あ、いい!!」と思ったことの
ある方なら、共感して頂けるかと
思うのですが、
自分って、自分が思うよりずっと
魅力的なんです。ほんとに。
それを写真で見ることで実感する。
目で見て、自分って意外とイケてる!
ということに気づけるんですね。
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そして、自分の大切な人や、
大切な人と一緒に撮ってもらう。
これも自分を知ることに
つながります。
我が子、
我が子と一緒に写った自分。
我が子を愛おしいと想う気持ち。
それが写真に残るわけです。
「私、こんな風に見ているんだ・・」
と、写真で自分の姿を見て思われた
お母さんもおられるし、その写真は、
成長したお子さんも目にします。
愛おしそうなまなざしで
自分を見つめる母の姿を見ると、
「自分は愛されて生まれてきたんだな、
愛されているんだな」と実感できる、
と思います。
それから、
自分が生きてきたこれまでをふり返り、
思い出の場所や綺麗な景色の中、
自分の今の姿を撮影してもらう。
晴れやかな笑顔で、または思慮深く、
ときに童心に返って。
その写真には、今の自分がすべて、
これまで生きて得てきた心の実りが、
写っている。
この時にも、改めて自分を知ることが
できるのだと思います。
そしてそれは、人生の最期、
自分とのお別れに集まってくださった
みなさんを迎える写真となる・・・。
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自分を知る、知ってもらう。
懸命に生きてきた自分、
愛し愛されている自分、
今でもすでに輝いている自分、
そういう自分を自分で知る。
そういう自分を知ってもらう。
自分を知り、
自分の大切な人を知る。
その絆を知る。
ということの一助になり得るものが
写真なんですよね。
これから先もずっと、
大切な自分と、自分の大切な人の
「今」を残す。
写真に撮られてみませんか。
「今」を残し、
これからの糧にするために。
あなたの命の光を、輝きを、
残しましょう。写真で。
ぜひ。