糖質表記、温製 ”野菜の遊園地” が楽しい「野菜の美食 特別ランチ(魚介類)」、リュミエール大阪KARATO

「温製・野菜の遊園地」。

それぞれの野菜に適した調理法で
様々な味わいと食感を引き出した、
こちらのスペシャリテ。

20種類以上の野菜たちが、
白い皿の上で生き生きとした表情
を見せている。

まさに「野菜の遊園地」。
見るだけでわくわくして気分が上がる。

グランフロント大阪 南館8階、
「リュミエール大阪KARATO」

”野菜フレンチ”のお店で、
看板料理の一皿がトップに掲載した
「野菜の遊園地」。

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高さ6Mあるという、
天井までの大きなガラス窓から
明るい日が燦燦と差し込む。

昼間から一杯・・ といっても
これは、ノンアルコールの
スパークリングワイン。

世界中からセレクトしたという
ワインの種類が、とにかく豊富。
グラスワインも充実していて、
お得な価格で楽しめる。

私の注文した、
ノンアルコールスパークリングワイン
は、ミニサイズで一杯400円。

黄色のパプリカのスープ。
(提供された状態)

柑橘ジュースが入っているので、
爽やかな甘みがあって飲みやすい。

ランチのコースは3種類、各3200円。
メインを、魚介類・肉類・野菜から選ぶ。
「野菜の遊園地」は全てのコースにつく。

お店のサイトによると、野菜の調理法は、
炭焼き、コンフィ、真空調理、ロースト、
ドライ、パウダーなどの技法だそう。

そして、すべてのメニューに、
糖質(S)総重量(W)が表記されている
ので、参考にしながら選ぶことができる。

お皿の中央にこのパックがのせられ、
水を注げば、あら不思議。
もくもくと湯気が立ち始めた。

”保温特製皿”とのこと。この上に
「野菜の遊園地」の皿が置かれる。

熱すぎず、すぐには冷めない。
高めの絶妙な温度で保温されている
のが好ましい。

ひとつとして同じ味わいのない、
野菜たちの饗宴。

美しいエネルギーが躍動している。

食べ終わった皿がパレットのよう。

パンにつけてください、
といって出されたこのトマトソース。

フレッシュで深みがあり、
ずっとパンを食べ続けられるほど、
クセになる味わい。

メインは、
甲殻類と魚介のパイ包み。

青菜の中は、
帆立のムース、蟹のほぐし身に
イカ墨をかけたもの。

野菜の水分や魚介類の出汁で、
とても良いスープが生まれていた。

バターの芳しい香りがするパイを
浸して食べる。

デザート「南国の恵み」。
マンゴーのかき氷とオレンジのジュレ。
南国のフルーツを、
パッションのムースで和えたもの。

コースごとに違うデザートが出される。
魚介類はこちら。

口中を洗い流すような清涼感があり、
爽やかな締めとなった。

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温かく華やかな
「野菜の遊園地」を楽しみ、
充実感あふれるメインへ。

はじめにこれだけ野菜をとっていたら、
メインを好きなだけしっかり食べても
大丈夫な気がする・・。

そして、メインを野菜にしたら、
さらにヘルシーなコースにもなる。

選択次第で、
その日の気持ちと体にぴったりな
コースを頂けるというのは嬉しい。

イベント感もあって実用的な
”保温特性皿”の仕掛けといい、
目と舌で堪能し、楽しめるランチだ。

 


9月下旬の土曜日に予約なしで訪問。たまたまタイミング良く席が空いて座ることができたが、予約した方が確実そう。少しだけ改まった特別感が心地良く、デートや女性同士のランチにぴったりという印象。ワインが手軽に色々飲めるというのも良い。私のような下戸も、ノンアルコールのスパークリングワインがあると、テーブルの上が華やいで嬉しいし、有り難い。こちらでのランチタイムは、晴れやかな気持ちになれるのがいいと思った。。