「海老の唐揚げ 甘酢ソースがけ」。
ランチのメインである。
・・が、これに並ぶメインと言いたい
ほどの存在感だったのが「お粥」。
しみじみ深い味わいの美味。
「清粥小菜 明」。
御堂筋線「江坂」駅から東へ、
徒歩5分ほどの場所にある。
通りかかったところ、なんとなく
風情が良いのと、おいしそうオーラが
漂っている気がして(笑)、
吸い込まれるように店内へ。
見事に満席。
活気があって清潔な店内だ。
カウンター席の目の前で、
鍋から炎が上がる。
少し待って、席に案内された。
ランチは1000円。
メインをAかBか選ぶ。
両方ならプラス400円。
私はAの「海老の唐揚げ 甘酢ソースがけ」
をチョイス。
サラダと漬物、お茶が出てきた。
お粥、登場。
この日は十八穀米のお粥で、量たっぷり。
米粒がほどよく残り、強いとろみがある。
あ、メインがきた!
いただきます。
かりっかりの衣に甘酢ソースが絡み、
できたてあつあつ。
文句なしのおいしさ。
そして、お粥をひと口・・。
!!! 劇的においしい。
お米の滋味、雑穀のほのかな野性味、
そしてなんといっても塩加減が絶妙。
私は腎臓がウイークポイントで、
普段からなるべく減塩を心掛けている。
外食の際などは、
やや塩辛く感じることが多い。
こちらのお粥は、
物足りなさを感じることはないながら、
おいしい!と認識するために必要な、
最低限のみの塩分が加えられている・・
という気がした。
このお粥・・ただものではない。
美味すぎて「無」になり、一心に食べる。
完食。
(量が多いから全部食べきれないかも、
と思っていたが、杞憂だった)
デザートは、
カスタード入りのココナッツ団子。
(だったかな)
ココナッツ風味でもっちもちの餅の中は
優しい黄色のカスタード。
無類のカスタード好きとしては、
この上なく嬉しい締めとなった。
食べた後思ったのは、
店名にある「清粥」という文字の
イメージぴったりで、
脂っ気もなにもかも、全てを洗い流し
豊かなもので満たしてくれるような、
本当においしいお粥だったなぁ・・
ということ。
きりっと引き締まった味わいの
メインと、
ふんわりしていつつ、
完璧なまでに美味なるお粥が堪能
できるランチ。
人気なのでタイミングによっては
多少待つかもしれないけれど、
待つ価値ありのお得ランチだと思った。
おすすめ。
ランチは火・木・土のみ(祝日休)。訪問したのがちょうどお昼時だったのもあるが、とにかく大人気。何回転してるのか・・来客が途切れず、ずっと満席。オーダーから提供まではわりとすぐなので(といっても、できたて^^♪)、席に着いてからは早いのでは?と思う。大食漢の男性だと メイン両方でちょうど良いかもしれないが、 小食気味の私にはこの量で充分だった。火・木・土のお昼、江坂に来られることがあったらこちら、良いと思うのでぜひ。。
清粥小菜 明
大阪府吹田市江坂町1-21-39
日曜休
*場所は「江坂公園」の南。
三角形の公園の、下側の頂点あたり。