”ええね美馬”の味・・濃い味の野菜をフレッシュ&ドライで楽しむ、Food Lover’s Market@中之島漁港

徳島県美馬市産の
「ドライいちじく」。

これ、いい!
適度なしっとり感、
凝縮した甘さと旨味。

とくにこの食感が素晴らしい。

珍しい国産のドライいちじくでも、
これはほんとにおいしいと思った。

FoodLover’s Market@中之島漁港

毎月第1土曜日の11~16時に
開催されているイベントで、
生産者、飲食店、加工品製造者が
一堂に会し、親しみやすい雰囲気の中、
消費者との交流を深めている場である。

「中之島漁港」は、
”プロの料理人をうならせる
鮮度、品質、美味を手頃な価格で提供
する新しい仕組みの鮮魚取引所”。
(サイト*より)
全国の漁港で獲れた魚が”活きたまま”
運ばれ、店舗への卸だけでなく、
小売もしているんだそう。

今回私は、
10月1日(土)に開催された第6回目
におじゃましてきた。

徳島県美馬市の物産を扱う
「ええね美馬」*さん。

徳島の西部に位置する美馬市。

豊かな自然だけでなく、
藍の集散地として栄えた脇町にある
「うだつの町並み」、
西田敏行主演の映画「虹をつかむ男」
の舞台となったオデオン座、寺町など、
文化財も多いまちなんだそう。

この日は、
新鮮な野菜の数々、
また新鮮な野菜をドライ加工した商品、
かごバッグなどが店頭に並んでいた。

フレッシュな野菜たち。

干しても肉厚な「干ししいたけ」、
だいこん、かぼちゃ、ぜんまい等々。

美馬市の特産品でもある「ゆず」。
有機無農薬、果汁そのままの「ゆず酢」。

キクイモは私も好きな野菜で、
今までも見かけたら購入しているが、
粉末になったものや、
そばに練り込んだものは初めてみた。
お話を伺うと、やはり珍しいようだ。

プチトマト。
これも肉厚で、味が濃い!
ひなたのにおいがする、
元気いっぱいのトマトだった。

フルーツパプリカと・・。

この「ゆず酢」を使って・・。

「フルーツパプリカの甘酢漬け」
を作ってみた。
甘酢に少しゆず酢を入れて、
風味付け。爽やか。

奥は、美馬の「干しだいこん」を
ガーリックチップと一緒に炒め、
塩コショウしたもの。

それから、水で戻した
「干しだいこん」と「乾燥かぼちゃ」
を煮物にしてみる。

かぼちゃは干すことで
あるかなきかの輪郭ができていて、
好ましく面白い食感。

干しだいこんとの相性も良い。

「ええね美馬」さんとの出会いで、
美馬の味を知ることができた。

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良いものがある。
それらをより多くの人に知って貰い、
「これが欲しい!」という人に、
情報とものを届ける。

そのためにはやはり、情報発信と共に
このような場で出店、対面で交流する等
「伝えていく」 という具体的な行動が
必要なのだろう。

株式会社RETOWN*さんの場作りに、
「ええね美馬」さんの行動力で出店が実現。
そこへ、「良いものに出会いたい!」と
われわれ消費者が出かけていくことにより、
幸せな邂逅が生まれる。

私たちも、上質で「おいしいもの」を
手に入れたいなら、行動すること・・
能動的に情報やものを得ようと動くこと、
が大事なのだと思った。

月に一度開催される、
「おいしいもの」との出会いの場、
Food Lover’s Market@中之島漁港へ、
あなたもぜひ、出かけてみて。

 

 


出店者さんは毎回募集なので、おなじみの店舗だけでなく、はじめましての顔もある。まさに一期一会。その日その時の出会い、ライブ感を楽しめる。そして、運営スタッフさんが綴っている「Food Lover’s Market@中之島漁港」のブログ が面白い。出店者情報や、イベントレポ、”月刊にしもと”では食材の豆知識やレシピなども紹介されており、見ていて飽きない。ブログで予習をして出かけたら、より一層楽しめそう^^。次回開催は11月5日(土)。出店者募集記事はこちら (出店申込〆切は10月21日)。良い気候だと思うので、ぜひ。。