〇月△日 ~あんこを大量に作りたい日~
さぁ、師走も終盤。
いよいよお正月を迎えるのみ。
毎年のおせちは、夫が好きなものを中心に作っている。
以前は張り切って、あれもこれもと色々作っていた。が。
おせちといったら結構な種類と量を仕込むことになる。
大晦日は私一人でタコ踊り状態。
座っている時間の方が、圧倒的に少ない。
作って冷まして詰めて、年越しそばまでノンストップ。
くたくたに疲れきってしまう・・。
購入したこともあったが、好き嫌いがある夫&わりと小食の私。
残るのである。勿体ないから、と無理に食べるのもしんどい。
そこで、おせちは全種類揃えるのではなく、
夫が好きでよく食べるものを多めに、私が好きなものを少し作る、と
いうのが定番となった。
これは普段の料理でも言えるが、手間のかかったものが好評とは限らない。
昆布巻きや煮しめ等をせっせと作っても、箸休めの寒天ゼリーの方が好き、
なんて無邪気に言われると、脱力するのである。
~~~~~
だが、こんな我が家でも、この時期大量に作って大丈夫なものがある。
それは「あんこ(つぶあん)」だ。
ぜんざいに、おはぎに、パン生地に入れてあんパンに。
はたまたそのままでも。寒い時期は特に、あんこがあると嬉しい。
二人して大好物のあんこは、沢山作って小分け冷凍しておくと便利。
という訳で、大きな土鍋を取り出して、いざ。
小豆を煮る良い香りが、キッチンいっぱいに広がる。
なぜだろう、この香りをかぐと師走という感じがする。
お正月を迎えるという、気忙しくて嬉しい高揚感があるのだ。
小豆500gで1.5kgのつぶあんが出来た。
100gずつ小分けにし、密封できる袋に入れて冷凍する。
固まるまでは、平らなバットに置いておくと良い。
北海道産小豆、てんさい糖、ほんの少しの塩、水。材料はこれだけ。
小豆を一晩水につけて・・ということはせず、洗ってすぐそのまま煮る。
これでも十分柔らかくおいしいあんこができる。
あんこ好きなら、大きな土鍋であんこ作りはいかが。
小豆の香りもご馳走。ぜひぜひ。
<あんこ(つぶあん)>
師走とお彼岸時期はあんこを作ります。土鍋で作った方が、なんだか
おいしいんですよね~。以前土鍋を出すのが面倒で普通の鍋で作った
こともあるんですが、 食べた夫が「なんかいつもと味が違う・・」 と
言い 出して、ドキッ!何も知らないはずなのに鍋の違い分かった?
いやはや。 手抜きはいけませんぞ、 と警告受けた気がしました。
・・と言い つつ、今回のおせちは市販のものを色々利用してます^^。
頑張りすぎてくたくたになるより、出来る範囲で出来ることをやり、
後は家族楽しくすごす方がいいかな、と。自分なりの良い按配で。。