緋呂さん作「あかり玉」*。
こちらの作品は、龍がモチーフ。
ひょうたんに、
手作業でピンホールを開けて
作られている。
四方に柔らかく放たれた内側からの
丸い光が、温かく美しい。
~~~~~
異界絵師/あかり玉作家
緋呂(ひろ)さんは、
神仏や龍など
” 目に見えない世界のモノたちを
人の目に見える絵として現す職人 ”
の方。
絵画だけでなく、立体の造形作品も
色々制作されている。
中でもこの「あかり玉」は、
いま最も力を入れておられる作品。
”今までやってきたことが全て”
”一つにまとまる感覚を得” たという、
特別な思い入れのあるもの。
開運の縁起物「ひょうたん」の
フォルムは ”人のカタチに似ている ”と
緋呂さん。
一つ一つ違っていて、
味わいのある「あかり玉」。
” 内に「ともしび」を抱く人の姿 ” を
表しているんだとか。
前からぜひ実物を拝見したいと
思っていたところ、この日それが実現。
思わず感嘆の声をあげ、
その後しみじみ見入る・・。
なんだか自分の心の中を見ている
ような気持ちになった。
~~~~~
先日とある会へ参加するため、
名古屋へ行ってきた。
その会とは「コア雑談会」。
昼前から夕方までの数時間、
ひたすら話す。
これがすごく楽しかった。
主催の緋呂さんとは面識があったが、
他の方々とは初対面。
絵を生業にされている方々が主な中で
私はど素人だし、その他の面でも
全然知らない事ばかりである。
自分が一番知らないということを
知っているので、 そのまま&ぼーっと・・
言葉にしたら、
虚心坦懐でいようと思った。
(これはわりといつもかも)
で、初参加の感想は・・
すごく居心地良くて楽しかった。
もちろん、皆さんの気遣いや配慮が
大きいが、なんというか安心して
頭や心を開いて話せる空気があった。
節度や良識を持ってというのは
前提としてあるけど、
いやーこれ言ったらまずいでしょ、とか。
こんなこと言ったらドン引きかなぁ、
とか。
言い方考えないと誤解されるかも
しれないから慎重に、とか。
そういう、普段は無意識or意識的に
している制御や遠慮をしなくても
かなり深い話が出来るというのは
気持ち良いものだ、と思った。
で、内容は・・書けない。笑
あらゆるジャンル、
硬軟とり混ぜたその内容。
多岐に渡って広がり、飛ぶ内容。
聞いていてほんとに面白く、
良い刺激になった。
書ける内容では、イメージカラーの話。
みなで「うんうん、そうそう」と話した
結果、緋呂さんは青(藍)で、
皆さんそれぞれも 「おー」という納得の
カラー。
私は白とのこと。びっくりした。
自分では自分のこと、
分からないもんだなぁとも思った。
意外すぎて、一瞬 頭の中が真っ白に
なったけど、「やはり!」 と思う時が
今後くる・・のかも。
~~~~~
今回「コア雑談会」に参加して、
緋呂さんの「あかり玉」を見て感じた
ように、それぞれの個性や人柄が
温かく光っていたことが、
とても心に残っている。
「一隅を照らす」という言葉が
ふと浮かんできた。
自分の持っている灯りで、まわりを
ほんのり明るく温かくできたらいいな。
みな違っていることが当たり前で尊く、
それこそが宝。
人がそれぞれ持っている灯りを
大切にしたい。
緋呂さんの「あかり玉」を見て、
皆さんとお話して、そんなことを思った。
緋呂さんの「あかり玉」は、手のひらにのるくらいのミニサイズもあって、これまた可愛いんです。興味のあるかたは「あかり玉」のサイト*をご覧になってみてください。緋呂さん主催の「コア雑談会」。総勢6名で怒涛の数時間をすごし、あっという間にもう帰らねばならぬ時間に。 名残を惜しみつつ皆さんとお別れし、一緒に参加していたお友達と二人で名古屋駅へ。名鉄(百貨店)のことをずっと近鉄と言ってて混乱させる私。道案内や買いたい土産のお店探しなど、お友達にお世話になりました。ありがとう~!名古屋駅&周辺で買ったお土産(食べ物ばかり)は、 年明けからまたおいおいブログで 紹介したいと思います。写真は買って帰った「風来坊」の手羽先。今回参加した皆さんの事をどこまで書いていいか分からなかったので、詳しい記載はしませんでした。素敵な皆さんと出会えてほんと良かったです。あー楽しかった^^。。
~ある日のつぶやき~
買い物帰りに通りかかった道端で、おばあちゃんが立ち話をしている場面に遭遇。おばあちゃん二人(AさんBさん)の会話。A「あーあれな、2~3んち前まではあってん!あってんけど、いらへんおもて、ほってん!(ほる=捨てる、の意)」B「そんなもんやなー。」A「そんなもんやでー。」ちょっとー面白すぎ。おかしくて必死で笑いをこらえる。そして「そういうことある。うん」と心の中で同意。。