これ、なんだか分かります?
お祭り、縁日・・そう、あれです。「カタヌキ」。
先日お店で見かけ、面白そうなので購入しました。
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これ、大阪らしい、大阪ならではの型になってるんです。
24種類あります。小箱にランダムに入っているそう。
開けてみた箱には、これら5つが入っていました。
手前から、ペンギン、飛行機、ブドウ、フグ、イカ。
大阪でペンギンのマークといえば、北極のアイス。
関空の飛行機。
大阪は昭和初期、ブドウ生産高全国1位だった頃があるとか。
いまもブドウ畑、ワイナリーがあります。
新世界で通天閣を見上げた時、視界に入ってくるフグの看板。
阪神百貨店名物の「イカ焼き」。
さぁ、どれからいこうかな。
ハシモト「なにわのカタヌキ菓子」~メイド・イン・大阪~。
今は、ルクア イーレ店になっていますが・・。
先月下旬、大阪伊勢丹の地下にて購入しました。
全国銘菓があった場所が、一足早く変身を遂げていたんです。
その名も「大阪ハウス」。3月21日にオープンしたとのこと。
こちらで扱われているのは、大阪で作られたもの。
大阪土産がいろいろ揃っていました。
そこで見つけたのが今回の「なにわのカタヌキ菓子」。
ブドウ味、とあります。
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小さい頃、わくわくしながらみてまわった縁日の屋台。
神社の階段下のあたりに、小さい子が沢山集まっている一角が。
みんなしゃがみこんで手元に集中し、一心不乱に手を動かしています。
なんだろうと思っていたら、あれは「カタヌキ」だと誰かが教えてくれました。
主に男の子がやっている様子。
四角の中の型を綺麗に取り出せたら、何か貰える?とかなんとか。
へぇ~。
カタヌキ、一度もやったことないんです、私。
なぜって・・興味がなかったから。爆
イカ焼き、綿菓子、りんご飴・・縁日の屋台で売られている食べ物あれこれ。
母からはダメだと禁止されていたけど、父はたまに買ってくれました。
母に内緒で父と食べるのが、これまたスリルがあって。
(後で必ずバレたけど。笑)
こっちの方に夢中だったから、カタヌキへの関心がほんと薄かった・・。
パッケージを開けると、こんな感じ。
小箱の中に5枚入っていました。
よし、これにしよ。一番簡単そうだから。
ペンギンをチョイス。
まずは、手でいらないところをポキっと折って。
ここまできました。あっけないほど簡単。
あとは足の部分だけ。
簡単に成功してしまうんじゃ・・?
つまようじを用意。
溝の部分をげじげじと掘っていきます。
で・・できましたー。
って、もしもし?
あ、ばれてますか。笑
割れちゃいましたーあは。
やはりそこまで簡単にはいかなかった・・。
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夜、帰宅した夫に見せると、やる気モード。
夫はさすが男子、何度かやったことがあるそう。
それじゃってんで、夫にはフグと飛行機を渡し・・(難しそうだから)。
私はブドウとイカを。では、勝負!!
まわりを綺麗に折り、フグのにゅにゅっとした足部分を必死に削る夫。
飛行機・・直線部分は大丈夫。あとは細かいところのみ。
自分のを早々に済ませた私。
「あ、やったげる」とおせっかいにも手を出し・・案の定、ぼきっと折る。
ごめん。そして、夫が削っていたフグの足も割れ・・あーらら。
ブドウとイカはどうなったかというと。
じゃじゃん!
奇跡的にうまくいったんです。
これ、まわりを手で折っただけ。
攻めが甘くエッジが立ってないですが、これもご愛嬌。
やったーやったーと大騒ぎして食べました。アホです。笑
型選びが良かっただけですね。
大阪ならではの型で、懐かしのあれ・・「なにわのカタヌキ菓子」、ハシモト。
童心にかえって・・というより、まんま今の自分で楽しみました。
ありがとうございます。
遊び心より食い気が優っていたあの頃・・そう、小さい頃はカタヌキより、食べられるあれこれに心奪われていたんです^^。今でも余り変わっていないという説がありつつ(笑)、なんのなんの、今はちゃんと遊び心も分かっておりますよー。今回の「カタヌキ」、楽しみました。これね、本気でやろうと思ったら、ちゃんとした道具が欲しい!つまようじじゃ、力の入り具合がこう・・って、思わずのめりこみそうになってしまいます。型選びで大阪名物に思いをはせ、わいわい騒ぎながら、ときに真剣に・・そして割れたらぱくっと食べて。みんなで楽しむ時のアイテムによさそうです。。
~ある日のつぶやき~
お祭りの屋台。小さい頃は親と行って、ねだったうちのほんのいくつかだけ買って貰い、大喜びしていた、それから大きくなると、一緒にいくのは友達になり、屋台よりおしゃべりに夢中になり・・と変化を遂げていった。そして今。小さい頃ダメだと言われてめったに食べられなかったりんご飴や、ミニカステラなどを買って、誰に咎められることもなく、好きなだけ(といってもそんなに多くは無理だけど)食べて、楽しんでいる。わくわくの大きさ、体じゅうまるごとで感じる喜び、は小さな頃にかなわないけど、今は今なりの楽しさがある。薄暗い宵闇、真っ暗な夜空に赤い灯り、賑やかな呼び声。屋台ってやっぱりいくつになっても心躍る、わくわくするものだなーと思う。。