ふっくらしっとり・・笹屋伊織の「みかさ」

 

どらやきを食べました。

ふっくらしっとりした皮が、手にしっくりなじむ感じ。

おいしかったです。

笹屋伊織の「みかさ」。

関西では、どらやきを”みかさ”と言っているお店が多いような・・。

奈良の三笠山からきているそう。

同じものでも名称が違うって面白いですね。

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笹屋伊織といえば・・。

東寺の弘法市の前後三日間で売られている「どら焼」が有名。

これは、もともと東寺のお坊さんの副食として考えられたものなんだとか。

竹の皮で包まれ、長細い形をしていて、中心にこしあんが入っています。

小さいバウムクーヘンの真ん中にあんがある・・というイメージ。

これ、気になっているんですが、なんせ月に3日間のみの販売。

まだ食べたことがないんです。いつかきっと・・。

さて、今回の「みかさ」。

一般的などら焼きと同じ形です。

見るからにふんわり。

ぱかっ。

つぶあんが入っていますね。

いただきまーす。

ふっくらふくらんで、しっとりした皮。

程よい甘さのつぶあん。バランスが良く、おいしいです。

ふっくらしっとり・・笹屋伊織の「みかさ」。

山の形がどらやきの丸みに似ているからかな。

・・と三笠山に思いをはせつつ、頂きました。

ありがとうございます。

三笠山といえば、百人一首の「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」という、阿部仲麻呂の歌がよく知られていると思います。優秀な人で、唐に留学し、唐の皇帝にも仕えたんだそう。いよいよ日本へ帰国する、という送別会の席で詠んだのがこの歌。しかし帰りの船が遭難。再び唐に戻ることになった仲麻呂は、唐の地で亡くなりました。この歌にこめられた彼の望郷の念を思うと、なんとも切なくなります。仲麻呂が、月を見ながら懐かしく思いをはせた三笠山。私も奈良の三笠山を見てみたいなぁと思いました。。

~ある日のつぶやき~

家事をしながら、音楽を流していた。で、ある一節を聞いて、かたまった。♪・・ハゲちらかした~♪って、え???なんだかすごく攻めた歌詞だなぁと気になって調べたら、全然違う歌詞だった。我ながら、空耳にもほどがある。ったく、人騒がせな・・(だから、自分のせいだってば)。。