のどに涼しい・・「冷やし甘酒」、伊勢萬

あ~、やっぱりいいなぁ、甘酒は。

昔は暑い時期に飲まれていたらしい、甘酒。

良い感じに冷えた「冷やし甘酒」を、伊勢のおはらい町で頂いてきました。

先月、伊勢神宮へお参りに行ってきました。

お餅をいろいろ食べてから外宮にお参り。
バスで移動して、内宮にもお参りしたら・・。

お楽しみのおはらい町&おかげ横丁散策、です。

おはらい町を歩いていたら、「伊勢萬」の店頭に、冷やし甘酒、の文字。

店先で「いかがですかぁ~」と販売している冷やし甘酒が、飛ぶように売れている。

甘酒が大好物の私。

飲む?と目できく夫に、「飲む、飲む!」とテンポ良く答え、すぐ購入。

「店内でどうぞ」との声。暖簾をくぐって中へ。

眩しい陽射しのもと、ひっきりなしに往来する人々。

気温は高めですが、店内は日蔭になっているので少しひんやり。

それが嬉しい。

では、いただきます。

こちらのお酒「おかげさま」、の酒かすを使用したもの。

小さな粒粒が甘酒らしさを表しています。

すっとした飲み口、ほんのりした甘み、しっかりした味わい。

ほど良い冷え加減で、すっきりさっぱり。

体の中に、爽やかな風が吹き抜けていくよう。おいしいです、ほんと。

のどに涼しい・・「冷やし甘酒」、伊勢萬。

汗もひき、滋養を得たところで、もうひと歩きしますか。

ありがとうございます。

おはらい町にある造り酒屋「伊勢萬」。10年以上前に伊勢へ旅した時、清酒「おかげさま」を土産として購入したのが最初の訪問です。今回「冷やし甘酒」を頂き、すっきり感のある飲み口がやっぱりおいしい!と思いました。入れられていた紙コップに書かれていた「おかげさま」「神恩感謝」の文字は、さすが内宮前の造り酒屋さんだなぁ、という思い。これを飲んでいたら夏バテ知らずですごせそう。散策、続きます。。

~ある日のつぶやき~

甘酒が、昔は夏の飲み物だったというのを初めて知った時は意外に思った。だけど今ではさもありなん・・と納得している。天然自然の滋養たっぷりの飲み物である甘酒は、暑くて食欲もなくバテそうな時にふさわしい、ということなのだろう、と。でも私は甘酒が大好きなので、一年中でも飲みたいくらい。もともとお米好きというのもあるが、あの粒粒した感じ、自然のすっきりした甘さ、まろやかで優しい色も含め、私にとってなんとも好ましい存在だ。幼い頃は、甘酒が好きだなんて渋い好みだとまわりに言われていたけれど、もうええ年になった今となっては、誰にも何にも言われない(笑)。それどころか、甘酒の魅力と実力が見直され、今では人気飲料となっている。時代が追い付いた、とでも言うべきか。喜ばしいことである。これからも、お茶みたいにもっとどんどん一般的な飲み物として良質な甘酒が色んなお店で売られるようになったら嬉しいなぁと思う。。