カステラの中に餡が入った菓子。
洋の趣きもある和菓子です。
柔らかくて、優しい甘みの美味。
にしき堂の「新・平家物語」。
私の故郷・広島のお店です。
にしき堂は、看板商品の「もみじ饅頭」だけでなく・・。
色んな和洋菓子を販売されています。
気に入っている「やき餅咲きちゃん」や「生もみじ」もこちらの商品。
これらは比較的新しめのラインナップです。
今回の「新・平家物語」は、ずっと前からあった気がします。
手のひらサイズの小函。
この中に・・。
二つ入っています。
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切り口を十二単衣に見立てたというカステラに包まれた餡。
手前は白餡、奥が赤餡です。
白餡が源氏、赤餡は平氏。
二つを一つの函に入れることで、平和を象徴したんだそう。
菓名は、吉川英治氏の作品「新・平家物語」に因んだもの。
吉川家の了解を得て名付けられたのだとか。
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幾重にも巻かれたカステラが、しっとりしていてとても柔らかい。
巻物状で、開くと何かが書かれているような風情・・愛らしいです。
包まれた餡は甘さ控えめのこしあん。
白も赤もそれぞれ上品なおいしさ。
源平を一つに・・食べる巻物「新・平家物語」、にしき堂。
見た目や味の良さに加え・・。
コンパクトな函入りで、分けやすく食べやすいのも利点。
一対の巻物をじっくり味わって楽しみたいと思います。
ありがとうございます。
久々に食べました~「新・平家物語」。なんとなく以前より、カステラがよりしっとりしているような・・(natsumi経験比。笑)。ミニサイズながら、”食べた感”があるので、この小さなはこ1つあれば、一人分のおやつに最適だと思います。昔は訳も分からず食べていましたが、十二単衣を模していたり、源平をひとはこに入れて平和を表すなど、思いのこもった物語のある菓子だと分かり、興味深かったです。。
~ある日のつぶやき~
人とは弱いものだなぁと思う。追い詰められて、苦しくて、言いたくない事を言ってしまいたくなる。我慢すれば「腹ふくるるわざ」、言ってしまえば自己嫌悪、どちらにしても始末が悪い。言わずに浄化できるならそれが一番だけど、出来ないなら誰かに聞いて貰うのがやっぱり良い。聞いて貰ったら、たっぷりの感謝を捧げたい。心のゴミを出し、掃除しながら整理をし、心の部屋を片づける。心の部屋も、目の前の部屋も、ガラクタは処分してすっきりし、いつも笑っていよう。泣きたい時も笑顔でいようと努力するのだ。何をやってもダメで打開策がない時は、そのまま見守っていることが大事。「時」が解決してくれる。「待つ」ということも静かな前進なのだから。。