白くてさらりとしたマヨのソースに、からしの線がすぅーっと。
これを見ただけでどこのお好み焼きか分かったら、すごいかも。
鉄板であつあつのお好み焼きを食べました。
おいしかったです。
「ぼてぢゅう」です。
こちらは天王寺ミオ内にあるお店。
数分待って、席に案内されました。
さてさて、何にしようかな。
メニューを見て迷いまくる私を横目に、はやばやと決めた様子の夫。
夫は「モダン焼」、私は「シーフードお好み焼」。
広島では定番の、そば入りお好み焼。
こちら関西ではモダン焼きというんですね。
注文したらお店のお姉さんが鉄板を熱くしてくれます。
しばらく待ったら、やってきました。
「モダン焼」。
夫が青のりをぱらぱらと振りかけたところ。
この後、たっぷりかつおぶしをかけてました。
「シーフードお好み焼」。
私も青のりとかつおぶし、わんさとかけました。
こうでないとね。
では、いただきます。
中からごろんとホタテが出てきました。あ、えびも。いかもいるー。
シーフード大好きなので、そのビジュアルだけでも嬉しい。
いやいや、食べるのはもっと嬉しいんですけど。
甘辛いソースの味が独特。濃いけれど、くどくない味。おいしいなぁ。
独特といえば、上のマヨソースもそう。
普通のマヨネーズとは全然違い、さらっとしてるんです。
後で知ったのですが・・。
お好み焼きにマヨというアイデア、「ぼてぢゅう」が最初なんだそう。
マヨとお好み焼きっておいしいと思うんですけど、実は私、なくてもいいかな派。
ソースそのままであっさり食べて十分満足なんです。が。
ここ、ぼてしゅうのマヨソースならあっていい。というか、あって欲しい。
酸っぱくないし、濃すぎないし、お好み焼きの味を邪魔しない・・。絶妙です。
ヘラで食べ進み、ソースを少し追加。
おいしい、おいしい。
ふと気づいて辺りを見回すと・・。
ヘラで切って皿に取り、箸で召し上がる方多数。
夫いわく「ヘラで直接食べるのって、広島の人だけなんじゃない?」。
えー、そうなの?
我が故郷・広島では、ヘラで鉄板から直接食べるのが一般的。
子供の頃は、大きくなって早く自分もヘラで食べたい・・と思っていました。
小さい子は、鉄板から熱いヘラで直接食べるのは難しく、箸がもっぱら。
ヘラで食べられる子がいた日にゃ、羨望の眼差しで見つめたものです。
いいさ、いいさ。我が道を行く。ヘラで完食しました。ごちそうさん。
鉄板で「ぢゅう」っと・・お好み焼&モダン焼、ぼてぢゅう。
「ぼてぢゅう」という店名の由来は・・。
お好み焼を「ぼて」と返し、「ぢゅう」と焼くところからきているそう。
オノマトペが店名ってなんとも愛嬌があり、覚えやすくていいなぁ。
また来たいです。
ありがとうございます。
お昼時に行ったのですが、ビールや酎ハイ片手に召し上がっている方の多いこと!やっぱりお好み焼きといえば、ビール(などのお酒類)がお供ってことなんでしょうね。お好み焼は、鉄板からあつあつを食べるのが一番おいしい。またお店に伺って、口の中ヤケドしながら(笑)いただきたいと思います。。
~ある日のつぶやき~
お好み焼きで使うヘラ。コテともいうし、テコともいう。これって地域によって違うのかな。同じものを言い表していると分かっていても、自分の聞きなれた方を使うので、違うのを聞くと一瞬「ん?」となる。地域や人によっても変わると思うが、よほどのきっかけがない限り、自分の感覚に合う言葉をこれからもずっと使い続けるんだろうな~。ま、通じれば良いのだ、きっと。。