ずっしりと重量感ある最中。
「たねや」の「斗升最中(ますますもなか)」です。
滋賀の「たねや」を知ったのは、10年以上前。
独身時代、友人と旅行で滋賀を訪れた際のこと。
近江八幡のお店で甘味を頂いたのが最初でした。
それからクラブハリエのおいしいバームクーヘンにはまり・・。
先日は「たねや茶屋」で、つきたて餅の入った「ぜんざい」を食べ・・。
なんだかんだで折々に「たねや」の菓子とご縁があるようです。
今回の最中は初めて食べる味。
さてさてどんなお味かな。
線に沿って、割ってみましょう。
ぱかっ。
わわわ、意外でした。二種類の餡が入ってる!
片方が粒餡で、もう片方は柚子の餡でした。
甘さがくどくなく、食感・後味ともにさらりとしています。
粒餡は小豆の風味、柚子の餡は爽やかな柚子の香り。
これらがふわっと口中に広がります。あ~おいしい。上品だなぁ。
この最中の名は「斗升最中(ますますもなか)」。
”益々繁盛”の願いをこめて、枡の形に作られているんだとか。
目出度い名前なんですね。
粒餡と柚子の餡で、一通りの味じゃなく・・。
ますますおいしい、という意味もあるのかななんて思ったり。
粒餡&柚子の餡で、ますます・・「斗升最中」、たねや。
ますますの健康と、発展を祈りつつ。
ありがとうございます。
シンプルなかたち、意外な中身、間違いのないおいしさ・・「斗升最中」は、全体的に高得点の好ましい和菓子。気に入りました~^^。クラブハリエのバームクーヘンを知った頃は、まだ滋賀の店でしか買えないという存在だったように思うのですが、今はわりと広範囲に出店されているので、あの味を堪能できる機会はぐっと増えましたよね。またいつか、滋賀のお店にも行けたらいいなぁ。。
~ある日のつぶやき~
文章にも相性があるなぁと思う。読み進めるのにすごく時間がかかる・・という本は、文章が体の中に入ってこなくて、つっかえる感じがするものが多い。今までいくつかそういう本があった。読みやすい文章ってどんな文章なんだろう。必ずしも短文である必要はない。リズムがあり、同じ言葉や言い回しを多用せず、新鮮かつ多彩な表現がなされていて、脳みそが耕されるような文章・・がいいなぁと思う。使われている言葉が感覚的に合うかどうかも大事だ。そんな文章に出会った時は、すごく気持ち良い。基本的には装飾過多なものより、そぎ落とされたものが好き。良い文章を読むと、素適な音楽を聴いているような心地良さがある。もっともっと、優れた文章に沢山触れて、自分の心の深みを少しでも増していきたいと思う。。