寒ーい師走の京都にて。
おいしいおうどん、
食べてきました。
この卵焼き、
ほんのり甘くておいしかった!
祇園にある麺処の「権兵衛」。
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夫と二人、
師走の京都へ出かけました。
祇園を歩いていたら、
ちょうど12時。
お昼どこで食べようと話していたとき、
思い出しました。
そうだ!
今ならまだ一回転目で入店できるかも。
「権兵衛」は12時開店。
お店の前に行列なし。
カラカラと引き戸を開けたら、
店内は9割方満席でした。セーフ。
「相席いいですか?」と訊かれ、
「はい」と答えて奥に進みます。
4人かけの座敷席で、
私達が座ったすぐ後に男性二人が着席。
「12時すぎでもう満席って・・
数分遅れたら入れないね。」
と目の前の男性が話していました。
その通り。
さてさて、何にしよう。
そばもありますが、我が家は今回
二人ともうどんで。
夫は「きつね」。
刻んだおあげと甘ぎつね、
どっちがいいですか、とのこと。
京都といえば、きざみあげのきつね、
ですが、夫は、甘ぎつねを所望。
甘いおあげさんが好きな夫。
お店の方の質問途中から、
こっちを選ぶ気がしてました。笑
私は「志っぽく」。
しばらく待って・・登場しました。
「志っぽく」。
分葱が別添えの小皿で出てきました。
あら?おだしにとろみがついてない・・。
しまった!
しっぽくのだしがとろっとしている
バージョンは、「のっぺい」だったか~。
あんかけを想像していたので、
一瞬ハレ?と思いましたが・・。
ま、でもでも、これも十分おいしそう。
なんといっても、この分厚いしいたけ。
そしてこちらも存在感抜群のかまぼこ。
たまごの黄色も、
気分を明るくしてくれます。むふふ。
具がたっぷりあると、なんだかとっても
豊かな気持ちになれます。
ちびちび食べ進めなくても、
うどんとの塩梅を考えなくても。
具はまだこんなに残ってる・・。
こういう事を気にしつつ頂くのは、
なんともいじましい食べ方ですが(笑)
これもまた楽し。
おだしはしっかり旨みがありつつ、
さらっとした味。
関西風のおだしってほんと、
滋味溢れる上品なおいしさ。満足。
こちらは夫の「きつね」。
甘ぎつね、です。
大きなねぎの香りが良い!
ふっくら甘く煮含められたおあげ。
定番かつ王道の味ですね。
こちらもおいしかった・・。
(少しお相伴)
夫は「権兵衛」初訪問でしたが、
すごく満足した様子。
良かった、良かった。
南座は顔見世興行などで、
賑やかな様子。
あったかおうどん・・
「志っぽく」&「きつね」、権兵衛。
だしまで飲み干して身も心も温かいまま、
お店を後にしました。
すっきりさらさらお出汁の「志っぽく」もおいしかったです^^。お出汁の味がばっちり決まっていると、何を頼んでもおいしいんでしょうね。お店を出ると、行列が・・。やはり人気ですね。次来た時は何を頂こうかな・・寒い時期なら今度こそ「のっぺ」に、いや、ふんわり柔らか「けいらん」もいいかな。結局いろいろ迷ってしまいそうです。。
~ある日のつぶやき~
世の中には短めの睡眠時間でも大丈夫な人と、長めに寝ないとだめという人がいるそうな。我が家では、短めOKが夫で、長くないともたないのが私。ま、異様に寝つきの良い夫と、そうでない私という違いもあるだろう。そのため、夫より先に寝て夫より後に起きることもある。加えて私は低血圧で貧血気味なので、夜中トイレに起きて寝室のドア枠で顔を強打したり、壁などにぶつかって見覚えのないアザをいくつも作ったり、などは日常茶飯事である。さて先日。先に目覚めた夫が洗面所にいた。私は湯たんぽを手に持ち、寝室から出て夫に「おはよう」とあいさつをした。途端にクスクス笑い出す夫。いわく、よっぱらいおやじがお土産(湯たんぽのことね)持って、ふらふら家に帰ってきたみたい、とのこと。その例えってひどい。ひどすぎる~と洗面所の鏡を見たら、まさしくそのような姿の私が立っていた。二人して朝っぱらから、あははと大笑い。朝からすきっと目覚めて、おめめぱっちり!という状態に憧れる。。