ふるっふるのわらびもちを食べました。
中に粒あんが入っているのに加え・・。
きなこまでついてたんです。なんだか得した気分。
弾力となめらかな食感が良い!
おいしかったです。
袋に入っていた時は、こんな姿。
平安堂 梅坪の「わらびもち」です。
広島県内で展開されている和菓子店「平安堂 梅坪」。
広島で生まれ育った私にとって、馴染み深いお店です。
先日のこと。
広島の母が、食料品などと一緒にこれらの和菓子を送ってくれました。
あともう一つは、この「まめでがんす」。
まめでがんす、というのは・・。
広島弁で「元気で達者です」という意味、と袋に説明があります。
「まめ」というのが、元気・達者ということ。
「がんす」は、です、の意。
でもこれを日常会話で使うのは、かなり年配の人じゃないかなぁ。
広島弁でも「がんす」は、もう珍しい部類に入っている気がします。
ちなみに、ここでミニ広島弁講座。
「まめにしとった?」=元気にしてた?
「まめにしとりんさった?」=元気にしておられましたか?
というのは、わりとよく聞くかも(やはり年配の人限定)。
病院の待合室、はたまたどこかのスーパーなどなど。
お年寄りが集まる場所で飛び交う会話に出る頻度は、高い。
そう思います。とはいえ・・。
「まめ」じゃないから病院に来てるはずなんですが。笑
「まめでがんす」は、備中産大納言小豆が入った寒天よせ。
皿に出してみました。
透明な寒天の中に並んだ、大粒の小豆。
ほんの少し冷して食べました。あー口中がさっぱりします。
おいしい~。
まめでがんす、という言葉。
なんだか気持ちがなごみます。
広島にいて、どこかのおばあちゃんの話を聞いている気分。
「まめにしとられます?」=元気でおられますか?
「わたしゃ~まめでがんすよ。あんたもまめにやりんさい。」
=私は元気ですよ。あなたも元気にすごしてね。
・・といった感じでしょうか。
平安堂 梅坪の「わらびもち」と「まめでがんす」。
故郷広島の和菓子を食べて、のどかな気分になれました。
ありがとうございます。
猛暑のさなか、母から届いた小包の中から・・平安堂 梅坪の和菓子各種やそうめん、雑貨などがわんさか出てきました。有難いことです。広島に住んでいた頃によく食べていた和菓子を見ると、懐かしくて心があたたかくなる・・。今回のお茶時間も、いつも以上にのんびりとした気分になれました。。
~ある日のつぶやき~
広島にいた頃は忙しく働いていて、心身共にずっとドタバタしていた気がする。だがそれでも、広島と聞くとどこかほっとするのは、生まれ育った故郷だから・・なのだろうか。小さい頃、夢中で野山をかけまわったり、友達と時間を忘れて話したりしたこと・・それらをつらつら思い出すと、なんとなくネジが緩むような、そんな気分になる。度々帰省できなくても、心の中に故郷の居場所はある。その居場所がちっちゃくても、普段忘れていたとしても。故郷って有難くて不思議な場所だなぁと思う。。