先月のこと。
夏らしい、涼やかなおやつを食べました。
体の中からすっきり清らかになる感覚・・。
本当においしかったです。
京都、老松の「夏柑糖」。
ずっと気になっていたんです。ようやくゲット。
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先月のはじめ。
JR大阪三越伊勢丹に、夫と二人で出かけました。
地下二階にある京都の和菓子店「老松」の前を通りかかったとき。
「これ、おいしそうだなぁと思ってずっと気になってて・・」と私。
うちおやつにしては、少々お高め。
通る度に目で「夏柑糖」の姿を確認しつつ、見送っていたんです。
足を止めた私達に、お店のかたが話しかけてくれました。
なんでも、本当は先月(7月のこと)末で販売終了予定だったところ。
8月5日まで販売できることになった、とのこと。
期間限定商品だったのかー。
そして、ぎりぎりセーフで今、目の前にある夏柑糖・・。
「せっかくだし、買ってみたら?」と夫。
私一人だったら、またもや見送っていたはず。
お店のかたと夫の一声に背中をおされて購入。
やった~!
かくして我が家にやってきた「夏柑糖」。
もうもう、袋を開けた途端にかぐわしい夏みかんの香りが漂って・・。
たまりません!
ふた部分を開けると、こんな感じ。
上までたっぷりと入っていますね。
このまま、さじを入れて食べたい気持ちを抑え・・。
中がよく分かるように、半分にカットしました。
では、いただきます。
!!!なんともなんとも。
これは本当においしいです。
夏みかんの皮をそのまま使った器。
見ためも楽しいですが、中身が稀なる美味。
少し残った渋みが、夏みかんの甘さを引き立てています。
夏みかんそのものでありながら、ちゃんと手のかかった味がする。
丁寧な味というか。これはやはり、手づくりならではなのでしょうね。
素材だけでなく、手間と心を食べている・・そんな気がします。
夏みかんの皮を器に使った効果で・・。
中の寒天部分にも柑橘の香りがしっかりついている感じ。
夏みかん果汁と砂糖と寒天。シンプルな材料でつくられた純な味。
豊かで上品。季節感もある。
夏みかん果汁と寒天で・・さわやか「夏柑糖」。
また来年も頂きたいなぁ。
ありがとうございます。
長年気になっていた和菓子のひとつ。ようやく頂くことができました。季節感あふれる楽しい見ためと間違いない味。これは、お土産や贈り物にもぴったりですね。毎年4月に製造開始のようです。今年は、発送だと7月末にて終了、店頭販売は5日まで、という事だったようです。お中元でこんな素敵なお菓子が送られてきたら、すごく嬉しいはず・・。。
~ある日のつぶやき~
集中するというのは、不思議で有難い力だ。集中する時間は宝物・・本当にそう感じている。そこに一切の経過はなく、ただ、「今」の積み重ねだけがあり、無でありながら何かが生まれる、有機的な一部分・・という気がする。どれだけ集中できる時間があるかで、その人の人生の深さが違ってくる。集中する、没頭する、打ち込む・・という時間は、この上なく楽しく、尊く、生きる喜びそのものである。集中という、無駄のない純な時間を、ひとときでも多く持ちたいなぁと思う。。