パイを食べました。
さっくさくの生地の上には、フレッシュなフルーツのジャム。
このつぶつぶは、種です。
なんのフルーツか分かりますか?
井の頭通りをちょっとだけ入った所・・。
富ヶ谷にあるパン屋さん「ルヴァン」。初訪問です。
たくさんのお客さんで賑わっていました。
夫と二人で外観を眺め、店内に入ります。
まず目にとびこんできたのは・・。
今まさに焼きあがったばかりの、大きな大きなカンパーニュ。
両手でひとかかえするくらいの大迫力です。
ほわほわんっと湯気も出て、おいしそう。
パンは、グラム単位の量り売り。
なんだか外国のパン屋さんみたいな雰囲気です。
物語の中に出てくる、町のおいしいパン屋さんみたい、というか。
ルヴァンのパンは・・。
国産小麦、天然の塩と水、そして自家製の酵母から出来ている。
素朴だけど力のある表情をしたパンたちが、ずらりと並んでいます。
目移りしながら選んで・・。
ふたつ買いました。
そのひとつが・・。
中央のポップにご注目。
季節のパイ「キウイパイ」です。
夫のセレクト。
では早速。がじっと齧ると・・。
香ばしいパイ生地と甘酸っぱいキウイの味が口に広がります。
酸味が強いのも、野性味があっていいですね。
おいしいです。
もうひとつは、チーズコンプレ。
齧ると口腔に刺さるくらい、しっかり硬く焼きあがった生地。
でも中はふんわふわ、です。
そしてこのチーズが~。めちゃうまでした。
この手のチーズパンに目がない私。
大満足です。
ルヴァンのパンは、生きてるパン。
パンの呼吸も感じられるような・・。
自分がパンなら、こんな棚に並んでいたいと思うような・・。
居心地の良いパン屋さんでした。
ありがとうございます。
前から気になりつつ、行こうとした日が定休日だったりして未訪問だった「ルヴァン」。なんでもない日にさくっと初訪問できました。昨日のパンなので20%オフです・・と書かれたパン各種。お得だ~と見ていたら、これが結構どんどん売れていく。天然酵母のパンって時間がたってもおいしい気がします。だから、昨日のパンでもあっためたりすれば、十分おいしいって皆さんよくご存知なんですね。そしてルヴァンさんのパンがそれだけ力のあるパンだという証拠だと思います。風味が落ちるのを防ぐため、袋詰めにせず、そのままカゴに盛ったりガラスケースに並べられたりしているパンたちの顔。なんだか誇らしそうに輝いている気がしました。。
~ある日のつぶやき~
キウイ。今じゃ当たり前みたいに食べているけど、初めて見た時って衝撃だったような。皮をむいて、すぐ食べられる状態のものは見た事あったけれど、丸まんまのって・・あの姿だ。もじゃもじゃの茶色い果実。中を見ないと食べる気なんて起こらない。だけど、あの甘いおいしそうな香りがあったのがきっと救い(キウイにとってはどうか分からない)で、これきっとおいしいよ、食べてみよう、ということになったんじゃないかな。最近よく出回っている、黄色いゴールデンキウイも甘くておいしい。でも、キウイというと、茶色くってけもじゃの皮の中にある、目の覚めるようなグリーンの果肉、というのがイメージだ。ニュージーランドの国鳥キーウィがその名の由来という。この鳥、見てみたいなぁ。。