金粉・金箔がかかった、金色の豪奢なチョコ。
きらきら。煌びやかで眩しいです。
入っていた箱。
紺色のリボンがかかっています。
「ゲルストナー」とあります。
ゲルストナーは、オーストリアの首都ウィーンにあるお店の名前。
1847年創業、ハプスブルク家御用達の菓子店です。
ウィーン土産の頂き物。
箱にデザインされているのは、クリムトの「接吻」。
ウィーンの画家クリムトの代表的な作品です。
チョコにかかった金箔は・・。
作品で使われている金箔をイメージしたものなんでしょうね。
チョコは3種類。
これは、中のチョコクリームが濃厚で正統派の味。
こちらは中のクリームにオレンジの風味がついていました。
チョコ×オレンジの組合せが大好きな私。気に入りました。
そしてこちら。
中は・・。
こんな感じ。
柑橘系のなめらかであっさりしたクリームが入っています。
一番気に入りました。軽やかで爽やかな美味です。
ゲルストナーのチョコ。
今回初めて頂きましたが、これ以上ないくらいのなめらかな口どけ。
あっさりとした上品な後味に魅了されました。どれも本当に美味。
いくらでもいける・・。本気でそう思ったくらい。
上質なものは、さりげない。
このチョコも例外ではありませんでした。
クリムトの「接吻」とゲルストナーの金色チョコ。
甘く華やかなチョコは、クリムトの絵画を食べ物で具現化したもの。
そう感じました。とにかくすべてが素敵。
おいしいチョコって官能的。クリムトの絵のようです。
豪華絢爛なひと粒を味わって、思わず漏れるため息・・ご馳走様でした。
ありがとうございます。
ほんとに果報ものです、私。またこんな高価なチョコを頂きました。私自身、海外へはハワイに一度行ったっきり。新婚旅行も国内だったので、こうして皆さんから貰うお土産で海外の雰囲気と味を楽しませて貰っています^^♪。箱を見た途端「こりゃすごい・・」と思いました。なんだか辺りを祓うような、威風堂々とした佇まいを醸し出していたんです。で、開けてびっくり。きらきらのチョコが並んでいる様に口あんぐりでした。これが下品にならず、エレガントなところがさすがな感じ。あぁ、私もウィーンに行って、ゲルストナーのカフェでお茶したい・・(って、お土産貰う度にいつも言ってるな~私^^)。。
~ある日のつぶやき~
官能的なファム・ファタル(運命の女)、魔性の女って、濃い感じの女性をイメージしがちだけど、実はさらりとした感じの女性なのかも、と今回このチョコを食べて思った。さらっと手の中をすり抜けるような印象だから、この手で引き止めておきたいと思わせるというか。源氏物語の空蝉みたいな感じかな。。