小田原城の天守閣とあんぱん・・。今回小田原に来たのは、梅が咲いていると知ったから。夫と二人、梅見にいこう!と話して来たんです、本当は。目的地である小田原城を、コースの最後に設定した私たち。案の定、食べ歩きの旅になってしまいました。だけどこれは結果的に大正解でした。写真は「幻の黒豆」というあんぱんです。
天守閣。晴れた空に映えて綺麗です。くるっと振り返ると遠くに海が見えます。なんとも見事な眺め。
あんぱんを買ったのはこちらのお店。「ういろう」を後にして、東海道を西に歩いていたら、向こうに見えた”うす皮あんぱん”の文字。見逃しません。早速訪問です。
お店に行くまで知らなかったんですが、有名なお店なんですね。ショーケースの中は売り切れでからっぽ。上に並んだうす皮あんぱん各種がかろうじて残っている状態でした。その中から「幻の黒豆」と「栗あんぱん」をチョイス。「うわ、重みがあるー」と私たちの横のお兄さんが言っていましたが、その通り。持つとあんの重さがずんっと手に伝わってきます。
柳屋ベーカリーであんぱんを購入して小田原城に移動。なぜか「サル山」があったので、背を丸めて座るサルたちを眺めた後、天守閣の下にある広場でいただくことにしました。その名の通り、皮が薄くてあんこたっぷり。このあんこがすーごくおいしかった!すりつぶした黒豆がなんともいえず美味。豆の風味が強くて甘く、柔らかいんです。何か特別な黒豆なのかもしれませんが、店内がごった返していたのでお店の方に聞けませんでした・・。
栗あんぱんはなめらかな白あんの中にでっかい栗が入っていました。気に入った黒豆あんぱんの方をほとんど一人で食べた私。あー満足、満足。帰って撮った写真を見てびっくり。なんと肝心の梅を全然撮ってない(笑)。ほんの数枚程度しかなかったので、こんな感じで。梅の咲いている場所はふぅわり良い空気に包まれていて、すがすがしかったです。可憐な梅の花、綺麗でしたよ。と、ここで締めになりそうなところ、食べ歩き、まだ続きます。
ありがとうございます。
今回の梅の様子は、私たちが訪れた先月末の頃のもの。今はどんな感じに咲いているのかな~。で、柳屋ベーカリー。入店して選んでいるところに賑やかなおばさまたちの団体がどどっと入ってこられ、一気にてんやわんやの雰囲気。のんびりムードが一変して、お店の方に色々聞けなかったんです~。人気だという金時豆のあんぱんが売り切れだったのも残念でしたが、黒豆あんぱんがとってもおいしかったので満足でした。ゆかりが入ったというあんぱんも気になったので、今度行った時は試してみたいです。。
~ある日のつぶやき~
梅見のつもりがまさに「花よりだんご」状態で、食べ物ばかり激写していた。本当に好きなもの、興味をひかれるものだと自然に沢山撮っている。この日は食べ物の印象が常にも増して強かったので、仕方ない。写真整理中に苦笑していたら、「いつものことでしょ」と夫。ま、そうなんだけどさ~。。