まち子姉さんのごま餅、秋田菓子処 旭南高砂堂

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 有楽町駅前にある交通会館。こちらの1階にある「秋田ふるさと館」は私がよく行っているお店。先日いつもの食材補充のために行って、レジ前に来たらこんなニューフェイスが登場していました。「まち子姉さんのごま餅」です。ベージュと黒のきれいなマーブル模様の、みるからに柔らかそうな餅・・。食い入るように見つめる私に「これ、とってもおいしいんですよ。良かったらぜひ食べてみてください」とお店の方の声。はっとして、「これもください」と追加で購入してきました。とても柔らかいので、帰宅途中カバンの中で少しつぶれてしまっていましたが、味には変わりないはず。この袋に商品についての説明が書いてありました。こちらのお店の店長である”まち子姉さん”が、生まれ育った地元の婦人会から教わったごま餅とのこと。レシピの大半が、白ごまと黒ごまなのだそうです。なるほど~。文章にある通り、ほんとに”ヘルシーな郷土菓”です。バックボーン、完成までの物語等を知ることで、食べ物はより一層味わいを増すと思っているので、こういった情報はとても嬉しいです。袋から丁寧にそっと取り出して・・。ではいただきます。ねっとりもっちりした餅にたくさんのゴマが練りこまれています。ひと口かみ締めるごとに、豊かなゴマの香りが。ゴマのつなぎとして餅がいれられている感じで、まさにゴマそのものを食べているような気がします。ほんのりした優しい甘み。シンプルで素朴なだけにじかに伝わってきます。おいしい♪これはリピしてしまうだろうな~。古くからの郷土食を今に伝える婦人会の皆さん、それをまた伝えてくれた”まち子姉さん”のおかげで、秋田から遠く離れた地でも、その存在とおいしさをシェアして貰う事ができたんだな~と思いました。

ありがとうございます。

郷土食にはとても興味があって、その土地ならではの食べ物を頂く時、何にも

増して贅沢な気持ちになります。今回もとってもおいしかったので、まち子姉さ

んはどなたですか?と今度お店にうかがったら聞いてみようかな。