作家・池波正太郎氏が愛した神田の甘味処「竹むら」さん。こちらで私がオーダーしたのは写真の「あわぜんざい」です。私はあわぜんざいが大好き。なので、こちらでも頂くことにしました。 出てきた小ぶりの椀のふたを取ると・・。見るからになめらかでつややかなこしあんが一面にかかっています。箸を入れてぐぐっと持ち上げてみると、このような感じで黄色いあわが顔を出します。口に入れると、もちもちしていて素材そのものの味。それに、こしあんが合わさると、思わずにっこりしてしまう味。とてもおいしいです。揚げまんじゅうの時も思いましたが、こちらのお店のこしあん、本当においしいです。こんなにもさらさらで、でもしっかりと甘さのあるこしあんは初めて。甘くてもほどの良さを感じるのでバランスが良いんだと思います。こしあんの、口に入れたらすぐにほどけてなくなってしまう食感と、もちもちで素朴な食感が良い対比でおいしかったです。ごちそうさまでした。
ありがとうございます。
老舗の佇まい、昔ながらの味、こういうのにほっとして落ち着くから、皆が
通いたくなるんだな~と思います。そして、男性一人客の方があんみつを
食べていても粋でさまになるような、素敵な風情のお店です。ちなみに揚
げまんじゅうやあんみつは持ち帰りも可能。この日もサラリーマンの方が
お土産に揚げまんじゅうを買われていました。