つい10日程前ですが、もう去年になるんですね。写真はクリスマス用に作ったケーキです。名前はないのですが、成り立ちから言うと「マクロビ仕様のケーキwithとうふクリーム」という感じ。卵なし、油脂分なし、のスポンジで、クリームも生クリームではなく、絹ごし豆腐を使ったクリームです。イブの朝まで、今年のケーキは買おうと思っていました。ホールではなく小さなものをいくつか。で、夫にも前の晩に希望のケーキを聞いておきました(いつも通りモンブランとチョコのケーキという回答。聞くまでもなかった。笑)がしかし、朝起きて家事をしながら冷蔵庫チェックをしていると・・。あ~この豆乳はもう使わないと。りんごジュースもある。これらを片付けるためにも、作ろう!という流れに・・。私が家で作るお菓子やケーキは、素朴で体に優しい素材を使ったものがほとんどです。去年もマクロビ仕様のケーキでしたが、今年も引き続いて作ることにしました。粉は玄米粉と全粒粉の薄力粉、アルミフリーのベーキングパウダーなどで、水分は豆乳とりんごジュースとはちみつ。これでスポンジを焼きました。卵や油脂分は無しです。それからデコレーション。絹ごし豆腐1丁をクリーム状にして、メープルシロップで甘みをつけます。ラム酒もほんの少し香り付けに入れて、これが生クリームのかわりです。生クリームのような固さはないので、スポンジに塗るだけ。好きなフルーツを飾って完成♪スポンジはとてもしっとりしていて”むしパンみたい(夫談)”です。クリームがとうふなので、あっさり優しい味です。料理や他のものに油脂分が結構あったので、ケーキがこれでバランスがとれたんじゃないかと思っています。うちではこんな感じが多いですが、お店で買ったケーキもおいしく頂いています。プロの方が精魂込めて作られている宝石のような美しいケーキ。見た目も味も素晴らしいです。バランスをとりながら”おいしく”頂いて健康でいたい。そう思います。
ありがとうございます。
<マクロビ仕様のケーキwithとうふクリーム>
それぞれの分量は適当です(笑)。ただ作ってみてのポイントがいくつかあります。
水分より粉が多め。スポンジの粉で全粒粉を使う場合、茶色っぽい生地になるの
で気にならなければそのまま。気になるならココアを入れてココア味にすると、見
た目的にもココアの色と一緒になっていいと思います。私はブラックジンガー (黒
炒り玄米粉。といっても焦げてはいません。焙煎されている香ばしさです。)を使い
ました。私はスポンジを半分にスライスして、水とてんさい糖を一緒に煮溶かした
ものを断面に塗り、間にもクリームといちごをはさみました。そのまま8等分くらい
にカットして 上や横にクリームを添える、でもいいと思います。絹ごし豆腐は質が
良いものがいいです。クリームの食感に影響が出るので、きめが細かくて、普段よ
りちょっと良いもの、を選ぶとよりなめらかでおいしいクリームになると思います。