玉依姫命にあやかって美しく・・「かりん美人飴」、河合神社

これは、昨年お参りした「河合神社」内で購入したお土産。

もったいなくて眺めていたのですが、ようやく開封。

可愛らしい手鏡風のしおりが入っていますよ。

「かりん美人飴」。

原材料は、水飴、砂糖、かりん蜂蜜漬け。シンプルです。

だけどこのシンプルな中に強いパワーが・・。

このかりん蜂蜜漬けの、かりん。

「下鴨神社カリンの庭」で収穫されたもの、なんです。

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河合神社は・・。

下鴨神社の参道「糺の森」を本殿へと歩いていたら、左側にある摂社。

玉依姫命(たまよりひめのみこと)がご祭神です。

神武天皇の母、玉依姫命は美麗の神。

女性の美への願いを叶えてくれる守護神として信仰されています。

玉依姫命にあやかって美しくなりたい、という女性が多く訪れるんだそう。

河合神社で美麗祈願の絵馬として授けられているのが「鏡絵馬」。

手鏡を模した絵馬です。

持ち手のついた丸い絵馬に、顔の模様が入っています。

「かりん美人飴」についてきたしおりは、そのミニチュアのような感じ。

この「鏡絵馬」、どう奉納するかというと・・。

まず自分が普段使っている化粧品で「顔」にメイクを施します。

(メイク道具を忘れても、色鉛筆やクレヨンを貸してくださるので大丈夫)

そして裏に願意を書いて、持ち手の部分に自分の名前を書いたらOK。

鏡絵馬にメイクするのも楽しく、わくわくする時間。

美しくなった自分の顔、を想像しながら描いていくのです。

あとは本殿脇に奉納するのみ。

外面、内面ともに美しく・・という祈願の絵馬。

たくさんの「鏡絵馬」が並ぶ様は圧巻です。

おっと、「かりん美人飴」に話を戻しましょう。

ふたを開けたら、ころころっといっぱい入っていますよ。

ひとつ取って、いただきます。

おーこれはこれは。とてもまろやかな味わい。

蜂蜜が効いていて、のどにも優しい感じ。

おいしいです。あぁ、いいな。

玉依姫命にあやかって美しく・・「かりん美人飴」、河合神社。

お参りして、鏡絵馬を奉納し、美人飴を食べる。

この一連の行動がなんだか楽しい。

ありがとうございます。

河合神社の境内にある休憩所では、「かりん美人水」というのも販売されていて、その場で飲むことができます。これがまたおいしいんだ・・。以前ブログ記事にもしています( )。そうそう、今回の「かりん美人飴」、効能についてもちゃんと説明がかかれているんですよ。カリンの成分であるリンゴ酸は新陳代謝を促すとか、ペクチンが老廃物を出し、ビタミンCが美肌に効果あり、等々。見た目可愛らしいだけじゃなく、おいしくて体にも良い・・ほんと良い飴、嬉しい飴。自分用にもいいし、誰かへのお土産にしても喜ばれると思います。。

~ある日のつぶやき~

誰かが生まれた日、というのは、その人本人にとって特別な日だということ以上に、その人を大切に思っているまわりの人にとって喜ばしく、感謝したい日である。その人がこの世にいてくれる、このことがどんなに幸せをもたらしてくれているか。その人がいてくれて良かったーと、まわりの人々が改めて強く感じる日でもある。おめでとうと言いたくなる相手がいるって嬉しいし、有難い。おめでとう、おめでとう。祝福の輪の中心に入る一日が、誰にでもある。生まれてきて、生まれてきてくれて、良かったーと思える日。。