とてもおいしい野菜炒めを
食べました。
しっかり火が通っているのに、
それぞれの野菜はシャキシャキ。
野菜炒めで、特にもやしが入っていて、
べしゃっと感が皆無のものって
中々ない。
さすが、のおいしさでした。
先月のとある日。
京都・祇園の中華料理店
「平安」でランチしてきました。
昼１２時頃、
お店のおとうさんがこの立て看板を
表に出されていて、
これは今開店したってことかな、
と訊ねたら、そうだとのこと。
早速入店。
ビルの一階にお店があるのですが、
入り口は奥まった場所。
知らないと通り過ぎてしまいそう。
もとはバーだったのかなという感じの、
こじんまりした店内。
カウンターとテーブル席がふたつ。
男性の先客四人。
席を詰めてくださったので、
カウンターに腰かけました。
「野菜炒め定食」を注文して、
目の前の厨房を見つめます。
定食はメインごとに７種類。
冬季は麻婆豆腐、夏季は冷麺が
加わるようです。
すべて、ご飯または焼き飯、
スープ、小皿一品、つけもの付。
～～～～～
大きな中華鍋をあおって、
注文ごとのメインを次々に作るおとうさん。
おかあさんは、横でかいがいしく小皿や
スープなどの用意をされています。
まずは先客の皆さんの定食が完成。
その後が私。
焼き飯は皿も大きく、
結構ボリュームありそうだったので、
白いご飯を希望。
おとうさんが「これくらいでどう？」と
出してくれました。
これでも多いかと一瞬思ったのですが、
「頑張って食べて」と笑顔のおかあさん。
「はい」と白ご飯を受け取って、いざ。
いただきます。
定食の全景。
トップの写真は、
手前のきくらげあたりをぱくっと
ひと口食べた後のもの。
全景を一枚撮ってすぐ、
思わず食べてしまったんです。
あつあつでとても良い香りだったので。笑
ばしっと味が決まっていて、
全然べちゃっとしていず、
あっさりしています。
おいしい。とってもおいしい。
ご飯がすすみます。
背高のっぽのしゅうまい。
蒸し器の中からおとうさんが二つずつ、
丁寧にのっけてくれていました。
むちっとした食感、
旨みがぎゅっと凝縮していて、
これも美味。
お店で手作りされているものかな。
塩気は強くなく、浅漬けのような、
サラダのような感じのつけもの。
口中の油分をすっきりさせてくれて、
箸休めとしての存在感大。
白ご飯はきれいに完食。
満腹かつ大満足です。ご馳走様でした。
シャキシャキでおいしい・・
「野菜炒め定食」、廣東料理 平安。
祇園にてこの内容のランチ。
千円でおつりがくるなんて・・。
嬉しい驚きです。きっときっとまた来よう。
定食はすべて税込９００円。先客の男性は皆さん地元のかたのようで、おとうさんとおかあさんも一緒に会話されていて、とても楽しそうでした。わいわいとアットホームな雰囲気の中、すごくおいしい定食をお得に頂けて、ほんとに幸せでした。夫に話したら行きたいといっていたので、今度ぜひまた訪問したいと思います。。
～ある日のつぶやき～
自身が地元民でなく、観光客のようなものでありながら、地元の方々が通うお店に行ってみたいという願望がある。地元の常連さんからしたら迷惑かもしれないが、そういうお店こそ本物だという気がするから。なるたけ目立たないように、ひっそり溶け込めたら・・。邪魔にならず、店の風景みたいになれたら・・。そう願う。地元の皆さんが足繁く通うお店は、質実剛健、味良し雰囲気良し、値段も良心的、というお店が多い。知らない土地のスーパーや地元民が通うお店、これらを求める傾向はこれからも変わらないと思う。。