先日、ものすごく久しぶりに・・5年ぶりくらいかな。
温泉に行ってきました。
食事付きの日帰りプランです。
有馬温泉。
ここは外湯である「金の湯」。
塩分と鉄分を含むという、独特の金泉がかけ流しで楽しめるそう。
今回訪れたのはここではなく・・。
宿にある貸切風呂、です。
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10年前、新婚旅行初日に訪れたのが有馬でした。
結婚10周年を迎え・・。
記念に何を買うでも、どこへ行くでもなかった我が家。
それなら、せっかく関西に越したことだし。
当時行った有馬温泉へ行こうか、という話になり。
予約など諸事万端整い、後は現地へ体を運ぶだけ。
・・だったんですが、妻(ワタシ)ぶったおれる。
すわ、キャンセルか!先生に相談するなど、すったもんだの挙句。
どうにかこの日一日は、大丈夫でした。
頂いた薬か、見えざる何者かの恩寵か。
はたまた、ここ一番の運(食い意地?)なのか・・。
先生や夫、お見舞いにきてくれた母や妹に感謝、感謝です。
先ほどの外湯「金の湯」を見て、右手へ曲がったところ。
このゆるやかな坂を上り、ふっと左へ進むと・・。
こちら。10年前に宿泊した「花小宿」さんです。
当時と同じ面影のまま。嬉しくなってしまいました。
有馬で一番小さな宿、という「花小宿」。
木造二階建てで、客室数も多くなく、こじんまりしています。
でも、それがひっそりしてて良い感じ。落ち着くんです。
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宿の中には貸切風呂が二つあります。
一つはバリアフリー仕様。
体の自由がきかない方やご年配の方も。
介添えの方や家族と一緒に、気兼ねなく入浴できる・・。
中々ないですよね、こういう宿。
配慮があって、利用者に優しく温かく。
本当に良いなぁと思います。
私達が当時宿泊したのは二階のお部屋。
和様折衷、大正浪漫漂う雰囲気・・とても素敵なんです。
一階は和室にベッドが据えられているお部屋だそう。
ここから先ほどの貸切風呂は目と鼻の先・・よく考えられてます。
食事は部屋食でなく、全くの自由。
これも、新しいなぁと当時から思っていました。
外で自由に摂ってもいいし、宿に隣接している食事処を利用してもいい。
私達は、この食事処のおいしいごはんが忘れられなくて。
おくどさんで炊いたかまどのごはんが絶品!なんです。
今回食事付きの日帰りプランで、またこちらのごはんが食べられる・・。
と、二人揃って、わくわくしていました。
花小宿の玄関入ってすぐ。こんな感じです。
どこかのお宅にお邪魔したような、あったかい空気・・。
私達の予約したプランは、お風呂→食事、というコース。
なのでまず最初に貸切風呂へ向かいます。
カエデロ。
トップの写真で紹介したお風呂・・五右衛門風呂です。
こちらは、バリアフリーでない方。
左が金泉、右が銀泉、となっています。
「花小宿」のすぐお隣りが「御所泉源」なので・・。
有馬で源泉からもっとも近い宿、でもあるんです。
源泉かけ流し。すごくあったまりましたー。
いつもはかっさかさで困っている肌も、しっとりすべすべ・・。
金泉&銀泉であったまる・・有馬「花小宿」の貸切温泉。
10年前も、今回も、大満足でした。
さぁ、これからいよいよ食事タイム。期待高まる・・。
ありがとうございます。
玄関を入って、くるっと表に向かって振り返ったところ。この写真でいうと、左側に食事処の入り口があります。ちょっと暖簾が見えてますね。パソコンは控えるようにしないと・・と思いつつ、書き始めるとつい時間がたってしまって^^;ぼちぼち、で行くことにします。。
~ある日のつぶやき~
10年前、またこうして10年後も夫と二人でここに来られるとは思っていなかった。夢見心地のふわふわした気持ちで結婚した訳じゃないが、それでも、想像以上に大変なことや心痛を感じる出来事があり、どこのご夫婦でもそうだと思うけれど、山あり谷ありだったなぁと思う。だけど、大変な事と同じくらい、有難いと思える幸せな瞬間もあったし、今もある。一喜一憂せず、どーんと構えて、心だけでも動じない肝っ玉母ちゃん・・いや子供はいないから、肝っ玉ばあさんになれたらいいなと思う。。