高輪にある松島屋の「豆大福」。
やっとやっと買えました。
こぶりできゅきゅっとした質感。
前からずっと食べてみたかったんです。
数年前の昼下がり。高輪のお店にてくてく歩いていくと・・。
売り切れでした。がっくし。
予約も出来ますので、と丁寧にお話して下さったお店の方。
いつか、いつか、と思いつつ、中々行く機会がないままでした。
伊勢丹新宿店の地下で、この日入荷しているのをたまたま発見!
夫の分と二つ買って帰りました。
割ってみると、あんがぎっしり入っています。
固めのえんどう豆に、水気の少ないあん。
甘さ控えめで、塩がぐぐっと前面に出てきてる味。
こびないうまさ、といった感じです。
都内には有名な豆大福がいくつかあります。
たとえば原宿・瑞穂の豆大福。
値段は松島屋のより少し高く、サイズは大きめ。
ふっくらとどこまでもやわらかな質感・・と、全然違う趣きです。
瑞穂の豆大福がふくよかで柔らかい笑顔の”娘さん”なら。
松島屋のは、きりりと枯れた風情の渋くて粋な”おじいちゃん”。
東京三大豆大福と言われている二つは頂いたので。
あとは音羽・群林堂の豆大福だけ。
いつ食べられるか、例えるならどんな”人”なのか。
いつかの出会いを楽しみに。
ありがとうございます。
夕方頂いたので少し硬くなってたのが残念だったけど、塩気の強い皮とあん、絶妙な味わいだなと思いました。豆大福と一口に言っても、いろんな個性があるんですね。極めるならどこまで柔らかく、どのくらい甘いのか・・というベクトルだと思っていたので、こんなにきりっとした豆大福だとは想像していませんでした。どっちがいいとかじゃなくて個性の違いなので、あとは好みかな。私はより柔らかい方にふわー♪と感じるのですが、新たな魅力に出会った気がします。枯淡の境地^^?名店の豆大福、それぞれ人気なの、分かるなぁ・・。
~ある日のつぶやき~
だんだんと、だんだんと。こうでなくちゃというのが少なくなってきた気がする。これもいいし、あれもいい。そう思う。そんな中でやっぱりこれいいなぁ、これがいいなぁと思うこと。誰にも遠慮せず、大切にしていたい。。