畑のキャビア「とんぶり」とシーチキンの和え物

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

先日スーパーで面白いものを見つけました。畑のキャビアともいわれる「とんぶり」です。写真はその「とんぶり」とシーチキンに少量の豆乳をあわせた和え物。塩こしょうで味付けしました。これが意外なヒット。おいしかったです。

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秋田の名産品「とんぶり」は、こんな風に密封されていて、常温保存可能とのこと。袋のうらにシーチキン&マヨネーズと合わせてもいいとあったので、私はマヨネーズを使わずに少量の豆乳にしてみました。とてもあっさりしてて良い感じ。私好みの味。

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とんぶりだけを取り出してみると、小さな小さな、ほんとに小さなつぶつぶです。これ自体は味らしい味はなく、しいて言うなら、ほんの少し苦味があるかな。とんぶりはそのぷちぷちした食感が身上。他の食材とあわせることで、ぐんっとその存在感が増すんですよね。

「とんぶり」は地膚子(じふし)とも言われ、ホウキギ草の果実。食物繊維やマグネシウム、カリウム、鉄などを含み、その昔中国では漢方薬としても用いられていたとのこと。体に良くて面白い食感、どんな食材とも相性が良い・・となると、色々使えそう。これからもリピしたいと思います。

ありがとうございます。

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 「とんぶり」は、何度も水にさらして皮を取り除く処理が必要とのこと。食べられるようにするためには、かなり手間がかかるようです。こうしてすぐに頂ける加工済みのものが、わりと安価に手に入るのは有難い限り。右の写真は応用バージョンで、豆の水煮を加えたもの。もちろんこれもおいしかったです。「とんぶり」というと、山芋とあえたものを外食で食べたことが何度かあって、それ以外の組合せは想像したこともありませんでした。だけど今回意外に色々なものに合うことが分かったので、見つけたらまた買ってみようと思います。。

~ある日のつぶやき~

食べ物の味・・甘い・苦い・しょっぱい・酸っぱいなどが主なものだと思っていたが、「食感も味」という感覚をしっかり意識したのは、大人になってからかも。五感をフルに使って味わうという行為は、嬉しいような恥ずかしいような、不思議だけど必要で、楽しくてたまらないものだなぁと思う。。