去年の夏、旧岩崎邸庭園に行きました。写真は、和館の部屋にある御茶席の縁側から見た景色です。外の緋毛氈には、さっきまで座っていたカップルの器。葉っぱが風でさわさわと揺れ、芝生には日差しが降り注ぎます。しばらく夫と縁側に座り、ぼ~っとこの景色を眺めていて、こういう時間ってなんでもないけどなんだかいいな~と思って撮った写真です。
新しい事を始めたら知らなかった世界の扉が開いて、素敵な皆さんとのご縁を頂くようになりました。私はそれがとっても嬉しいです。だけどその嬉しさの余り、ちょっとふわふわしてしまい・・・。生活の中の今まで出来ていた事が、少し雑になっていたり、省略したりしている事に気づき、反省・・・。
嬉しい時こそ、自分の一番身近な人や身のまわりの事を大切にして、省略もせず(笑)、感謝しなきゃな~と、この写真を見て改めて思いました。
全てのご縁や幸せは、ここからはじまっているのだから。
ありがとうございます。
上野の不忍池から歩いて数分の所にある「旧岩崎邸庭園」。庭園に洋館、和館
、撞球室(ビリヤード場)があり、建物の中も見学することができます。洋館と撞
球室は英国人ジョサイア・コンドル氏の設計によるもの。南に大きく作られたベラ
ンダからの眺めも素晴らしいのですが、私は後年増築されたという東側のサン
ルームがお気に入り(って自分の家じゃないのですが(笑))。イギリス・ルネッサン
ス風の洋館と和館が違和感なく調和していて、外観も内部も繊細で美しいです。