深みと相槌 -表情筋の奥に-

人からは見えない分からない傷をそっと持つ人深みある人
うてばいいそういうものじゃないだろう心を込めてうとう相槌

「深みと相槌 -表情筋の奥に-」

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◎創作ノート
つらい経験や傷があるとして、それを乗り越えなくても、乗り越えられなくてもいい。乗り越えないといけないとは思っていません。ただ、もし乗り越えた経験を語るなら、どう乗り越えたか、にその人が出ると思っています。語るのであれば、必要な場面に限る、それが望ましいと思うし、その経験や傷を、人からの賞賛を求めたり承認欲を満たしたりするために使っているのをみると、特にそう思います。確かにその経験は大変だったかもしれないし、つらかっただろう。けどそれを、承認欲を満たす道具に使ってはいけない。これは、一般的に良いイメージのある仕事の属性を良い人アピールに使うのと同じで、自他に誠実じゃない。それと、相槌って大事だなと思います。心を込めていない、表情筋だけの、上っ面の相槌って分かる。こういう時にはこういう表情をしておけばいい、というテンプレの反応はしらけます。表情筋の奥にある、その人の心、深み。それが相槌ひとつで分かるので、上っ面の反応をしている人は、相手にはそれがバレている、と思った方が良いかもしれません。。