2025.1月〇日

1月〇日
以前住んでいた関西の静かな住宅地にある本屋さんは、花が売られていて@奥様担当、雑貨も置いてあり、そこで買ったバッジを今でもカバンに付けている。本当に居心地の良い場所だった。本屋さんも器屋さんも個展をさせてもらったスペースも好きで、あの頃がなつかしく、多幸感いっぱいの日々を思い、一瞬、胸が苦しくなった。ただ多幸感のそばに、私や家族のせいではないしんどいこともあって苦しかったのを思い出すと、解決できた今の幸せを感じる。生きてるいついかなる時も実は幸せな日々、なのだろう。東京に越して7~8年たった今、意外なところでこの本屋さんの発信を目にした。紹介されている本を読むご縁なのかな。

1月〇日
カメラマンになる前から写真を撮るのが好きだった。一番古い記憶は中学生の頃。撮るのは好きで写るのは苦手。友達といても撮るの専門。写真を褒められることが多く、嬉しくてあんなに撮っていたのに、撮るのが好きと自覚してなかったのが今考えると面白い。最近はスマホでみんな気軽に写真を撮れるようになり、友達と一緒に風景など撮ることもある。友達が「分かった」と言うのでなにが?と訊いたら「同じものみててもちがう。みえ方がちがってる。」と。構図、光の取り入れ方、どんな気持ちを持っているか、視点も解釈もちがう。だから写真が素人とちがうのだ、と。なるほどと納得した。ただその自覚もない。